オブジェクト ストレージとは何ですか?
オブジェクト ストレージ(オブジェクトベースのストレージ)は、データを保存するシステムです。フラットな構造を取り、ファイルを断片化して、ストレージ ハードウェア間に分散させます。データは、オブジェクトと呼ばれる個別のユニットに分割されます。オブジェクトには、分散型システムで特定できるように一意の識別子が指定され、データを説明する詳細なメタデータも付与されます。
オブジェクト ストレージとファイル ストレージの違いとは何ですか?
ファイル ストレージでは、紙の書類をファイルする仕組みと同じように、ファイルやフォルダーにデータが保存されます。各ファイルは、名前、作成日時、ファイルが最後に変更された日付など、限られたメタデータのセットを保持しています。ファイル ストレージはある程度まで適切に動作しますが、データ ボリュームが増加すると、パフォーマンスが低下し、ボトルネックが発生する可能性があります。
オブジェクト ストレージのメリット
オブジェクト ストレージは、使用したストレージ容量に対してのみ料金を支払う仕組みを取るため、コスト パフォーマンスに優れています。簡単に拡張でき、膨大な量のデータに対応可能です。オブジェクト ストレージを使用すると、データを迅速に取得して、短時間でインサイトを獲得できます。また、オブジェクト ストレージは、詳細なメタデータを使用できるため、非構造化データを保存するのに最適です。