お客様への推奨事項は以下のとおりです。

真のITトランスフォーメーションを実現するには、インフラストラクチャのモダナイズ、ITサービスの自動化、IT運用のトランスフォーメーションが不可欠です。Dell EMCは、コンバージド インフラストラクチャとハイパー コンバージド インフラストラクチャ システムの優れたポートフォリオによって業界をリードしており、ITイニシアティブを推進している世界中の数多くの企業から信頼されています。

Dell EMCコンバージド インフラストラクチャとハイパー コンバージド インフラストラクチャは、モダン データセンターを支える柱であるフラッシュ、クラウド対応、スケールアウト、ソフトウェア デファインドのテクノロジーを基盤として、すべてのワークロードに対応することで、最高のパフォーマンスとタイム トゥ バリューの短縮を実現しています。このようなシンプルなターン キー プラットフォームを活用することにより、お客様の組織では、次のような、予測可能な成果を獲得できます。

  • 新しいITサービスのタイム トゥ バリューを劇的に短縮
  • データセンターの運用を最適化して、効率化のための新しいモデルを推進
  • テクノロジーによってビジネスを加速してイノベーションを達成

テクノロジーの特定分野の専門家にも、ITリーダーにも、戦略的なパートナーとしてお客様のビジネスに取り組み、ITの価値を伝え、ITaaS(サービスとしてのIT)を提供することが成功に最も重要であることは、広く理解されています。Dell EMCコンバージド インフラストラクチャとハイパー コンバージド インフラストラクチャは、コストの削減ITの効率化、組織全体のサイロの解消に役立ちます。

推奨製品

お客様へのご提案は次のとおりです。
Dell EMC VxRackVxRailXCの各システム

お客様のデータセンター環境は、従来型とモダンの両方のワークロードに加え、先端アプリケーションやクラウド ネイティブ アプリケーションに重点を置いたコア データセンターであるため、ラック スケール システムにより、大規模なハイパー コンバージド アプライアンスと同様のメリットを実現できます。アプライアンスよりも効率的に拡張できるため、コア データセンターが最適な選択肢です。ハイパー コンバージドのソフトウェア デファインド ラック スケール システムは、従来型とモダンの両方のワークロードの多様なニーズを満たすことができ、先端アプリケーションやクラウド ネイティブ アプリケーションに最適です。Dell EMC VxRack System 1000 FLEXおよびSDDCモデル。

段階的な拡張が必要な場合は、ハイパー コンバージド アプライアンスにもメリットがあります。Dell EMC VxRailにより、1台のアプライアンスで40~200の仮想マシンを実行する新しいアプリケーションとサービスの要件を容易にサポートし、さらに16台のアプライアンスで最大の3,200の仮想マシンを実行できます。VxRailはVMwareにシームレスに統合できるので、既存のVMwareへの投資、プロセス、ツールを活かすことができます。Dell EMC XCシリーズ アプライアンスにより、仮想化されたワークロードをMicrosoft Hyper-V環境またはKVM環境に迅速に導入できます。XCシリーズは、パフォーマンスの無停止でのスケール アウトが可能であり、VDI、テスト/開発、データベース、クラウドに最適です。

クラウド コンピューティングへの取り組み

お客様は、クラウド コンピューティングを最優先事項に挙げ、成熟したクラウド モデルをお持ちで、ITトランスフォーメーションにはクラウド コンピューティングへの取り組みが必須であることを理解されています。ご存知のように、この変化は多くの要因に起因しているため、次のような対策が必要になります。

  • 信頼性に問題があり、非常に多くのコストと労力が求められる老巧化したインフラストラクチャを置き換える。
  • インフラストラクチャ全体をシンプルにして、より優れた仮想化を導入する。
  • タイム トゥ マーケットを短縮し、イノベーションを向上させるためのビジネスの取り組みをサポートする。
  • ビジネスの成長をサポートし、新しいサービス/製品を立ち上げるための追加容量をほぼリアルタイムに導入する。

インフラの調達と導入

お客様は、複数のアプリケーションとワークロードを単一システムで管理しながら、コンバージドおよび/またはハイパー コンバージド インフラストラクチャ システムを調達および導入していると回答されています。Dell EMCは、このコンバージド インフラストラクチャ ソリューションとハイパー コンバージド インフラストラクチャ ソリューションを含むカテゴリを“エンジニアド システム”と呼んでいます。これらのソリューションは、1つの製品としてエンジニアリング、製造、管理、サポート、保守が行われます。エンジニアド システムは、フラッシュやソフトウェア デファインド インフラストラクチャの速度、シンプルさ、俊敏性、効率性の向上、リスクの軽減、コストの削減などを実現するデジタル トランスフォーメーションを促進する新しいテクノロジーを導入するのに役立ちます。

競合上の差別化要因

お客様は、アプリケーションとワークロードのホストおよび管理にHPEを使用しているか検討中であると回答されました。HPEは、コンバージド、ハイパー コンバージド、さらにコンポーザブル インフラストラクチャの部分的な実装などのすべての市場カテゴリに適したコア機能の特性を備えた、限定的な拡張性に対応する統合ソリューションを提供します。HPEのOneView管理フレームワークは、差別化に対応する広く普及したアプローチであり、すべてのカテゴリに加えてほぼすべての製品において主要な役割を果たします。HPEは、パッケージ化されたソリューションに加え、パブリックとハイブリッドのクラウド導入環境にまたがる多様な環境を統合するためのリファレンス アーキテクチャ サンプルと「CloudSystem」ソフトウェアのメカニズムを提供しています。HPEの限定的な拡張性は古いアーキテクチャに起因しているように見えるかもしれませんが、SimpliVityなど、最近の投資対象のソリューションでさえ、ブロック、ラック、アプライアンスのスケールアップとスケールアウトの点ではDell EMCに及びません。

お客様は、アプリケーションとワークロードのホストおよび管理にAWSを使用しているか検討中であると回答されました。AWSは幅広いIaaSとPaaSを提供し、アプリ開発者に人気のある環境を提供していますが、ツールとソフトウェア サービスがAWSの独自仕様であるため、結果的にロックインされ、AWS固有のサポート手法に依存せざるをえなくなります。Dell EMCは、複数のクラウド開発をサポートし、既存の実績あるベスト プラクティスを再利用しながら、お客様が俊敏性、拡張性、柔軟性に優れたプライベート クラウド サービスまたはハイブリッド クラウド サービスを構築できるように支援を提供します。Evaluator Groupの2017年2月発行のEconomic Insight Paperによると、VxRailアプライアンスは、AWS(Amazon Web Services)の半分のTCO(総所有コスト)で企業のお客様にパフォーマンスと管理のしやすさを提供します。出典:Evaluator Group、「パブリック クラウドを使用する場合のコスト:Evaluator GroupによるAWSとVxRailを比較したTCO分析」EMCの委託による、2017年2月。注:TCOは、3年間のプリペイド オプションに基づいて計算されています。

お客様は、アプリケーションとワークロードのホストおよび管理にNutanixを使用しているか検討中であると回答されました。Nutanixは、すべてのユースケースとワークロードに対応する、単一の「スケールアウト クラスタ フル スタック インフラストラクチャ/プラットフォーム サービス」製品ファミリーとして位置付けられています。他のハイパー コンバージド製品と比較したときのNutanixの強みの1つは、VMwareに加え、Hyper-V、KVM、Xenなどの複数のハイパーバイザーをサポートすることです。「Acropolis」と呼ばれる独自バージョンのKVMを中心とした独自の「Prism」管理フレームワークを設計しています。Dell EMC VxRailは以下を提供します。

  • 既存のVMwareツールとトレーニングへの投資を活用するためのSPBM(ストレージ ポリシー ベースの管理)
  • VSA(仮想ストレージ アプライアンス)アーキテクチャよりオーバーヘッドが減少してパフォーマンスが向上する、VMwareのカーネルに統合されたVSAN

Hyper-V、KVM、Xenベースのソリューションに対して、Dell EMC XCシリーズ ハイパー コンバージド アプライアンスは、Nutanixソフトウェアを搭載し、柔軟で革新的なソリューションを提供します。Dell EMC XCシリーズは、Microsoftのテクノロジーと、ScaleIOソフトウェア デファインド ストレージなどの個別のソリューションを取り入れた、実績のあるハードウェア ソリューションとブループリントに基づいて構築されており、業界をリードするパフォーマンスと拡張性を提供するために幅広い運用環境にわたって最適化されています。

ITの目標

お客様は、ITの主な目標としてリスクの軽減を挙げておられ、予期しないダウンタイムによって企業が毎年数百万ドルのコスト負担を強いられていることを認識されているでしょう。また、セキュリティの脅威も蔓延しており、毎日100万件以上のサイバー攻撃が発生しています。出典:CNN「IT must protect its information and make it highly available.(IT組織に求められている情報の保護と高可用性の維持)」

ビジネス目標

お客様は、主なビジネス目標として効率性を挙げられました。データセンターの電力と冷却のコストから、サーバ使用率とリソース割り当てまで、企業は予算厳守と競争力の維持のために、ITの効率性を最大限に向上させる必要があります。組織が支出に応じて最大の価値を引き出し、将来の課題に対応できるようになるために、導入、管理、テクノロジー拡張の新しいモデルが必要とされていることをお客様は理解しています。

運用の最優先事項

お客様は、運用の最優先事項として、故障修理タスクの所要時間の短縮を挙げられました。Dell EMCコンバージド インフラストラクチャは、事前テストと事前検証が済んでいるため、ビジネスに影響を与えるハードウェアの問題の発生数が大幅に減少します。Dell EMCコンバージド インフラストラクチャで問題が発生した場合には、1回のサポート コールでサポートを受けられるため、時間とコストを削減できます。

お客様は、運用の最優先事項として、システム ソフトウェア アップグレードにかかる時間とリスクの削減を挙げられました。Dell EMCの事前テスト済みのRCM(Release Certification Matrix)プロセスは、大きな負担と時間がかかるタスクのリスクを解消するので、ビジネスに好影響を与える活動に集中できるようになります。

お客様は、運用の最優先事項として、ストレージとコンピューティングのリソースの追加にかかる時間と複雑さの軽減を挙げられました。Converged Technology Extensionsなどのオプションを備えるDell EMCの標準化されたコンポーネントのフル ポートフォリオは、コンピューティングとストレージをシームレスに拡張して動的な需要に対応できるように事前設計されています。

ウェビナー:Converged Platforms & Solutions Portfolio Overview

このウェビナーでは、Dell EMCコンバージド/ハイパー コンバージド インフラストラクチャ ポートフォリオと値の提案の概要を簡単にご紹介します。

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詳細を確認する場合は、Edison Groupの「ハイパー コンバージド インフラストラクチャを選択する5つの理由」をお読みください。

ハイパー コンバージド インフラストラクチャを選択する5つの理由