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    Enterprise Strategy Group | Getting to the Bigger Truth™

    クラウドの複雑性に伴う
    ジレンマの解決

    データ構成

    一貫性のあるクラウド管理環境から
    製造企業が得るメリット

    以下の各社に代行して調査を実施:
    Dell Technologies
    VMwareロゴ白
    Intelロゴ

    クラウドの複雑性に伴うジレンマ

    Dell Technologies、VMware、およびIntel Corporationは、異種混合クラウド環境の管理における組織の現状を把握することから調査を開始しました。これはこれまでになかった調査です。このため、当社を含めた3社はEnterprise Strategy Group(ESG)と提携して、クラウド サービスを現在使用している組織に在籍する1,257名のIT導入決定者を対象として、世界規模のアンケートを実施しました。

    調査で分かったことは、結論から言うと、クラウドの混沌は当たり前といえる状況であり、一貫性のあるクラウド管理を利用している組織はわずかでした。

    これは、製造業にも当てはまり、調査対象の製造企業173社のうち、オンプレミス環境およびクラウド環境全体にわたり一貫性のある管理を実現していると回答したのは、わずか4%でした。

    その一方で、製造企業は、クラウドの一貫性が示す重要な機会の存在を認識しています。

    現在、製造企業ではクラウド管理環境が断片化しており、

    わずか4%

    が一貫性のあるクラウド管理の実現に向けた大きな進歩を遂げています。

    主な調査結果

    製造企業は、クラウド管理の一貫性向上により、組織にとってビジネスと技術の両方の側面で改善を促進できる十分な機会があると認識しています。

    17%

    インフラストラクチャ コストの予想平均削減率。

    24%

    セキュリティ侵害/アウテージの予想平均低減率。

    30%

    アプリケーションの実行場所を変更する時間の予想平均削減率。

    31%

    クラウド移行/開発タイムラインの遅延の平均低減率。

    56

    正規従業員の週あたり労働時間の平均削減幅。

    5.3

    製品サイクル タイムにおける週あたりの平均削減幅。

    5

    1年間にリリースされる新製品の増加。

    その一方で、独自開発のデータ構造やオンプレミスのインフラストラクチャへの依存に起因する課題が存在します。

    82%

    の製造企業はIT運用を最適化するうえで、クラウド管理の一貫性が不可欠または重要(あるいはその両方)であると考えています。

    クラウド管理の一貫性の定義

    クラウド管理の一貫性を評価するために、アンケートには以下の3つの設問を含めていました。

    • パブリック クラウド リソース管理用に使用しているインフラストラクチャ管理ツールの数を教えてください。

    • パブリック クラウド リソースに使用しているのと同じインフラストラクチャ管理ツールを、オンプレミスでも使用できますか。

    • オンプレミスとオフプレミスで使用されるインフラストラクチャ管理ツールへの依存度が高いですか。

    インフラストラクチャの場所(オンプレミスまたはオフプレミス)に関係なく使用できるクラウド管理ツールを3つ以内の専用ツールに統合しており、かつ、その同じツールを使用してオンプレミス環境の大部分を管理している場合、その組織はクラウド管理の高度な一貫性を実現しているとみなされます。

    96%

    の製造企業では、クラウド管理環境が断片化しています。

    68%

    の製造企業は、パブリック クラウドの導入によりITの複雑性が増大していると述べています。

    わずか4%

    の調査対象の製造企業が、現在、すべての基準を満たしていると回答しました。

    製造企業が躊躇する理由とは

    その答えの1つとしては、オンプレミスのレガシー インフラストラクチャが挙げられます。オンプレミスとオフプレミスの両方において一貫性のあるクラウド管理を実現するには、組織のオンプレミス インフラストラクチャがクラウドに対応している必要があります。製造企業は全体的に、オンプレミス インフラストラクチャの機能性という点で他の業種に大きく後れを取っています。

    パブリック クラウドによる機能よりも、オンプレミス インフラストラクチャによる機能を多く導入している組織の割合

    出典:Enterprise Strategy Group

    実現が見込まれる
    新たな機会

    クラウド管理の一貫性向上により期待される
    技術上のメリット

    技術上の成果に関する結論

    IT運用のあらゆる分野において、大半の回答者は、クラウド管理の一貫性向上により技術上の成果が改善されるという点で見解が一致しています。調査の集計結果は、最大で以下の割合の改善が期待されることを示しています。

    17%

    インフラストラクチャ コストの
    削減率。

    24%

    セキュリティ インシデントの
    低減率。

    31%

    タイムラインの遅延の低減
    (クラウド プロジェクト
    完了の迅速化)。

    30%

    ワークロードの移動にかかる
    時間の削減率
    (ワークロード モビリティーの向上)。

    クラウドの一貫性がもたらすコスト削減

    製造企業の回答者のほとんどは、クラウド管理の一貫性の向上により、インフラストラクチャのコスト削減が促進されると考えています。それはなぜでしょうか。統合管理ツールセットにより管理者の専門知識の向上が可能になります。これにより、エラーやプロビジョニングにおける効率の悪い意志決定を減らすことができます。これが1つの推進要因として挙げられます。また、もう1つの推進要因がより効率的なコードです。クラウド運用モデルでコスト増大につながる可能性がある、アプリケーション アーキテクチャに関する意志決定を排除します。最後に、ワークロード ポータビリティーの向上です。クラウド間で絶えず変化する経済的側面からメリットを得るためワークロードの実行場所をリアルタイムで調整できることも、コスト削減に寄与しています。

    これらすべての技術的影響や、その他多くのことが、環境の全体的なコストに直接影響するため、クラウド管理の一貫性向上により、インフラストラクチャ コストが平均で17%削減されると製造企業が考えていることは、驚くようなことではありません。

    一貫性が向上したクラウド管理により、インフラストラクチャ コストをどの程度削減できると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    インフラストラクチャ コストの予想平均削減率:

    17%

    クラウドの一貫性がもたらすセキュリティの強化

    多数の管理コンソールを使い分けながら行う作業は非効率的であり、コストがかかるだけではなく、新たなリスクが生じます。クラウド インスタンスを適切に構成し、パッチが効率的に適用されるようにしておくことは、不正アクセスやデータ ロスを回避するための重要なステップです。異なるクラウド プラットフォーム上で動作するクラウド インスタンスの数が増加するにつれて、適切なセキュリティ ポリシーの適用は困難になります。さらに、セキュリティ上の責任の線引き(クラウド セキュリティにおける責任分担モデル)はクラウド間で異なる可能性があり、結果として、組織は見えないリスクにさらされます。クラウド インスタンスの管理を統合することで、可視性が向上し、構成およびパッチ適用における見落としが少なくなります。

    一貫性が向上したクラウド管理により、セキュリティ侵害、アウテージ、またはその他のイベントの件数が何パーセント低減すると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    セキュリティ インシデントの予想平均低減率:

    24%

    クラウドの一貫性がもたらすプロジェクト完了の迅速化

    理論上、クラウド プロジェクトは組織に貢献するものである一方、その実行が問題となることがあります。多くのIT組織では、十分なクラウド関連スキルを持つスタッフや、複数年の計画期間におけるインフラストラクチャ構築の経験を持つスタッフ、またはインフラストラクチャをコードとして管理する概念(Infrastructure-as-Code)に精通したスタッフが不足しています。さらに、複数のクラウド管理プラットフォームを環境に導入することで、このようなスタッフ配置上の課題が深刻化しており、結果として、多くのクラウド プロジェクトでは、完了までの時間が計画よりも長くなります。しかし、クラウド管理の一貫性を推進することで、スタッフのクラウド スキルをより短期間で向上させることができ、プロジェクト開始の迅速化につながります。

    一貫性が向上したクラウド管理により、クラウド プロジェクトにおけるタイムラインの遅延をどの程度低減できると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    タイムラインの遅延の予想平均低減率:

    31%

    クラウドの一貫性がもたらすワークロード モビリティーの向上

    製造企業の77%の回答者が、ワークロードをどこにでも自由に配置できることを、上位5位に入るテクノロジー関連の取り組みに位置付けています。クラウドの一貫性向上により得られる成果は非常に大きく、確実なものです。ほぼすべて(96%)の製造企業は、インフラストラクチャの一貫性向上が、ワークロードの配置の変更にかかる時間の削減に役立つものであると認識しています。それはなぜでしょうか。使い慣れたツールとモデルでアプリケーションの移行を行うことにより、管理者のエラーが減って業務がやりやすくなり、効率性が向上するということにほかなりません。

    一貫性が向上したクラウド管理により、アプリケーションの実行場所を変更するのにかかる時間が何パーセント短縮されると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    ワークロード移行時間の予想平均削減率:

    30%

    実現が見込まれる
    新たな機会

    クラウド管理の一貫性向上により
    期待されるビジネス上のメリット

    ビジネス上の成果に関する結論

    回答者は、クラウド管理の一貫性を向上すればビジネス上の成果が改善されるという点で、見解が一致しています。調査の集計結果は、最大で以下の割合の改善が期待されることを示しています。

    概算で週あたり56人時間が削減され、より戦略的なプロジェクトにスタッフを投入できる

    一般的な製品リリース/
    サイクル タイムにおける
    5.3週分の時間短縮できる

    1年あたり概算で5件の
    追加製品を
    リリースできる

    クラウドの一貫性がもたらす戦略的プロジェクトの高度化

    製造企業の89%は、クラウド管理の一貫性向上により、スタッフを他のプロジェクトに必要に応じて注力できるようになると考えているため、ほぼすべての製造企業は、クラウドの一貫性向上で時間的な余裕が生まれると期待しています。また、IT部門のスタッフは多くの優先事項を抱えています。インフラストラクチャの基本的な運用業務を実行することが、IT部門のスタッフの最優先事項タスクであってはなりません。ハイブリッド クラウドの取り組みに関する戦略の策定や、デジタル トランスフォーメーション プロジェクトでの基幹業務部門との共同作業、会社のためにイノベーションを促進したり競争優位性を強化したりする方法の検討に時間を割くべきです。

    一貫性が向上したクラウド管理により、インフラストラクチャ管理において、フルタイム当量(FTE)/人時間がどの程度削減されると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    削減される予想平均人時間:

    56

    クラウドの一貫性がビジネス イノベーションにもたらす効果

    製造企業は、クラウド管理の一貫性向上により、効率性、俊敏性、クラウド トランスフォーメーションの加速がすべて実現されるという点で、見解が一致しています。製品をいち早くお客様の元に届ける場合でも、これまで存在しなかった製品を市場に投入する場合でも、またはその両方の場合でも、クラウド管理の一貫性が組織のイノベーションを一変させると期待されているのです。

    一貫性が向上したクラウド管理により、組織の一般的な製品リリース/サイクル タイムをどの程度削減できると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    リリース/製品サイクル タイムにおける
    平均削減時間(週):

    5.3

    一貫性が向上したクラウド管理により、1年間でリリースできる追加の新製品/サービスの数はどの程度になると思いますか?

    出典:Enterprise Strategy Group

    1年間にリリースされる追加製品の
    予想平均数:

    5

    ITを現実化する:
    Plex Manufacturing

    この顧客事例ビデオをご覧ください。Plex社がDell Technologiesと提携して、製造業界における成果をクラウド活用で推進している実例をご紹介します。

    Plexロゴ
    製造アイコン-再生

    さらに重要な事実

    回答者全体を通じて、一貫性のある最新のクラウド管理を採用している組織は、多数の分野において期待をはるかに上回る成果を目の当たりにしています。

    クラウドの早期導入企業は、週あたり70.5人時間を削減し、より戦略的なプロジェクトに投入しています。

    クラウドの早期導入企業は、予定通りの(または予定より早い)クラウド プロジェクト23%増加しています。

    クラウドの早期導入企業は、クラウド移行あたり2.4週間分の労働時間を削減しています。

    クラウドの早期導入企業は、予算通りの(または予算内での)クラウド プロジェクト19%増加しています。

    クラウドの早期導入企業の90%は、管理の効率化と運用の簡素化を実現しています。

    製造企業は、クラウドにおける一貫性の実現に取り組む必要があります。調査結果は極めて明白で、一貫性のあるクラウド管理環境を構築しない場合の機会費用(得ることができなかった経済的価値)は、多大なものとなります。このような最前線に進まない製造企業は、イノベーションにおいて、それを実践している競合他社に後れを取るだけではなく、コスト増加や組織のリスク増大を招くことになります。幸いなことに今はまだ初期段階ですが、組織は今後12~18か月にわたって大幅なクラウドの一貫性の向上に注力する必要があります。

    調査方法

    ESGは本レポートのデータの収集を目的とし、次に挙げる11か国において、民間部門および公共部門における組織のIT導入決定者1,257名を対象とする包括的なオンライン アンケートを実施しました(米国(33%)、カナダ(4%)、英国(13%)、フランス(9%)、ドイツ(7%)、シンガポール(5%)、オーストラリア(5%)、インド(4%)、香港(3%)、ブラジル(8%)、メキシコ(8%))。アンケートは、2019年9月17日~2019年10月12日の期間に実施されました。

    パブリック クラウド インフラストラクチャを利用していて、モダナイズされたオンプレミスのデータ センター環境を運用している組織で、クラウド投資(パブリックまたはプライベート)の決定に影響力を持っている人物だけが、アンケートに回答する資格があることにしました。本レポート全体を通じて、端数処理の影響で図表の数字を合計しても100%にならないことがあります。以下の図は、医療および生命科学関連の企業で雇用されている回答者の人口統計の詳細を示しています。

    次のIT分野のうち、社内の購入プロセスにご自身が大きく関与しているものはどれですか?(回答者の割合、N=173、複数回答可)

    出典:Enterprise Strategy Group

    お客様の組織の総社員数(世界全体)は何人ですか。(回答者の割合、N=173)

    出典:Enterprise Strategy Group

    お客様の現在の役職/地位を最もよく表しているのは、次のどれですか。(回答者の割合、N=173)

    出典:Enterprise Strategy Group

    Dell Technologies Cloudが提供するソリューション

    VMware Cloud Foundationを基盤とするDell Technologies Cloudについて:

    VMware Cloud Foundationを基盤とするDell Technologies Cloudは、プライベート クラウド、パブリック クラウド、エッジにわたって一貫した運用モデルとシンプルな管理を実現できるよう設計された一連のクラウド インフラストラクチャ ソリューションで、クラウド導入のハードルを下げて、アプリケーションやビジネス要件に基づいてワークロードを配置できます。Dell Technologiesのポートフォリオに関するこのビジョンは、クラウドを場所ではなく運用モデルとして捉えるDellのスタンスと、一貫性のあるインフラストラクチャと運用レイヤーによるマルチ クラウド環境の複雑さの軽減を求める組織にとって信頼できるテクノロジー パートナーになりたいという強い思いに基づいています。

    Dell Technologies Cloudが提供するソリューションについて詳しくは、こちらをご覧ください。

    Intel®について:

    IntelおよびDellは、信頼できるインフラストラクチャ、クラウド、データ保護ソリューションの幅広いポートフォリオにより、あらゆるものを移動、格納、処理するためのイノベーションおよび次世代の機能を推進し続け、変革をもたらすテクノロジーを採用し、新たなデジタル経済におけるパフォーマンス、競争、および成長の最大化を実現しています。

    Dell Technologies
    VMwareロゴ白
    Intelロゴ

    すべての商標名は、それぞれの企業が所有権を保有しています。この資料に記載されている情報は、ESG(Enterprise Strategy Group)が信頼できるとみなす出典から取得したものですが、ESGが保証するものではありません。この資料には、ESGの見解が記載されていますが、必要に応じて変更される場合があります。この資料は、Enterprise Strategy Group, Inc.が著作権を保有しています。Enterprise Strategy Group, Inc.の明示的な同意を得ずに、ハード コピーの形式、電子的、またはその他の方法を問わず、受領が許可されていない者にこの資料の全部あるいは一部を複製または再配布する行為は、米国著作権法に違反し、損害賠償請求の民事提訴、および妥当な場合は刑事告発の対象となります。ご質問がございましたら、ESG Client Relations(電話:508-482-0188)までお問い合わせください。