• 装飾

    お客様の事例

    三協立山株式会社

    • 社員の新しい働き方と会社のブランド価値を護る約4,000台のPCバックアックをコンバージド化することで実現した新しい「安全」

      ビル/住宅用建材やエクステリア建材をはじめとして、アルミニウム/マグネシウム加工品、商業施設用什器など、多彩な製品群を提供する三協立山。今回同社では、PCバックアップの仕組みを「Dell EMC IDPA DP5800」を基に刷新し、本社や全国の拠点で利用されるノートPC約4,000台のデータを一元的にバックアップできる環境を実現している。

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    • ビジネス課題

      三協立山では、2015年に持ち出し用タブレットPC向けのバックアップシステムを構築した。ハードウェア故障などの事態に備えると同時に、万一の盗難・紛失被害の際の説明責任を果たすために、端末内に保存されているデータの内容を正確に把握することが狙いだ。この取り組みは大きな成果を上げたが、その後の働き方改革などに伴って、社外へ持ち出すノート/モバイルPCの台数が飛躍的に増加。それらに対しても、従来と同じようなバックアップ環境を提供する必要に迫られた。そこで同社では、バックアップ対象をこれまでの10倍に拡大することを目指し、PCバックアップシステムの刷新に取り掛かった。

    • 導入効果

      • コンバージド化により同じコストで保護対象のクライアント台数を10倍に拡大
      • 圧縮・重複排除機能により日々のバックアップデータ容量を約1/100に削減
      • PCのハードウェア障害などが発生した際の端末交換と業務復旧の時間を大幅に短縮
      • 持ち出し用クライアントで作成・保存されたデータのトレーサビリティを確保
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        「持ち出し用クライアントのデータ保護は、働き方改革を推進していく上で重要な課題となります。その点、Dell EMC IDPA DP5800を導入したことで、従来の10倍となる約4,000台分のデータをバックアップできるようになりました。万一クライアントが紛失・盗難被害などに遭った際にも、どのようなデータが保存されていたのかを確実に把握できます」

        三協立山株式会社 情報システム統括室
        システム企画部 部長
        高畑裕紀氏

      • 装飾

        三協立山株式会社
        情報システム統括室
        システム企画部 部長
        高畑裕紀氏

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        三協立山株式会社
        情報システム統括室
        システム企画部 運用課 課長
        今泉嘉幸氏

      • 装飾

        三協立山株式会社
        情報システム統括室
        システム企画部 運用課 副参事
        松本行央氏

    • 建材事業・マテリアル事業・商業施設事業の3領域をビジネスの柱とする三協立山。近年では海外でのアルミ鋳造・押出・加工事業を強化するなど、グローバル化にも意欲的に取り組んでいる。

      今回同社では、「Dell EMC Integrated Data Protection Appliance(以下、IDPA)DP5800」によりPCバックアップシステムを刷新。全国約4,000台のノートPCのデータを一元的にバックアップすることで、情報ガバナンス/コンプライアンスの強化や障害時の迅速な端末データと業務復旧、テレワーク/在宅勤務におけるデータ保護など、数多くのメリットを実現している。

    • 働き方改革の推進に伴い持ち出し用クライアントのデータ保護が課題に

      「お得意先・地域社会・社員の協業のもと、新しい価値を創造し、お客様への喜びと満足の提供を通じて、豊かな暮らしの実現に貢献します。」の経営理念の下、ビル/住宅用建材やエクステリア建材、アルミニウム/マグネシウム加工製品、商業施設用什器、看板などの多彩な製品群を提供する三協立山。アルミ建材のリーディング・カンパニーとして知られる同社では、長年にわたり培った経験と持ち前の技術力を活かし、新規ビジネスにも意欲的に挑戦。電動化時代を迎えて軽量化が急務となっている自動車部品分野などにもその事業領域を拡げている。また、コロナ禍で換気の重要性が高まる中、室温をあまり下げることなく外気を導入できる二重窓「ダイナミックインシュレーション窓(DI窓)」などの商品も人気を博している。

      その同社において、数年前から進められているのが、働き方改革に向けた取り組みだ。三協立山情報システム統括室システム企画部部長高畑裕紀氏は「当社のビジネスでは、お客様との商談や工事など、社外で仕事をするシーンが少なくありません。何かある度にいちいちオフィスに戻るのは非効率なので、持ち出し用のクライアントを用意するなどして社外でも働ける環境を整備してきました」と話す。

      ちなみに同社は、最新のソリューションをいち早く取り入れるなど、テクノロジー面でも業界屈指の先進企業だ。同様に働き方改革についても、競合他社に先駆けて推進してきた。ただし、その取り組みにおいては、課題となる点もあったという。高畑氏は「持ち出し用クライアントには盗難・紛失のリスクがありますので、しっかりとしたセキュリティ対策を施してあります。とはいえ、もし被害に遭った場合には業務遂行に支障を来しますし、会社としてもそのクライアントにどのようなデータが保存されていたのか、きちんと把握できるようにしておくことも企業としての責務と考えています」と続ける。

    • 約4,000台分ものデータをいかにしてバックアップするか

      このような課題を解消すべく、同社では2015年に持ち出し用クライアントを対象としたバックアップシステムを構築。この時に選ばれたのが圧縮・重複排除バックアップストレージ「EMC Avamar」(以下、Avamar)であった。三協立山情報システム統括室システム企画部運用課課長今泉嘉幸氏は、「当時はWindows 8.1搭載のタブレット型PC約400台が対象でしたが、それだけの台数のバックアップを本社側から一括で取得するのは相当大変です。その点、Avamarは、デル・テクノロジーズ自身でも世界中のクライアントのバックアップに活用しており、アジアパシフィック拠点のデータはインドで保存していると知り、それなら当社でも使えるはずだと考え、採用を決定しました」と振り返る。導入後の効果についても、事前の期待通りだったとのこと。「まさに『唯一無二の製品』だと感じました」と今泉氏は続ける。

      こうして一時は課題を無事クリアできたものの、同社ではまた新たな問題に直面した。その後も働き方改革の取り組みが拡がったことで、社外へ持ち出すクライアントの台数がさらに増え続けていったのだ。三協立山情報システム統括室システム企画部運用課副参事松本行央氏は「当然、新たに持ち出し用クライアントに加わったモバイルPCやノートPCに対しても、タブレットPCと同様のデータ保護環境を提供しなくてはなりません。そこで、これまでの10倍となる約4,000台のクライアントを対象とした新バックアップシステムの導入に着手。ただしその一方で、導入コストについては、できるだけ抑えることがテーマとなりました」と語る。

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        「これまでと同等のコストで、データ保護対象を約4,000台に増やせたのは大きな成果。遠隔地の拠点や回線状態の悪い環境からでも確実にバックアップが行えますので、非常に満足しています。まさに「唯一無二のバックアップ製品」という印象です」

        三協立山株式会社 情報システム統括室
        システム企画部運用課 課長
        今泉嘉幸氏

    • 従来と同等のコストで規模を10倍に低帯域でも安定的な処理を実現

      IT投資の抑制を図りつつ、バックアップ対象のクライアントを10倍に拡大する。この厳しい要件に応えられる製品として新たに採用されたのが、前述のAvamarや「Dell EMC Data Domain」(以下、Data Domain)などのバックアップ製品を一体型で提供するデータ保護コンバージド・アプライアンス「Dell EMC IDPA DP5800」(以下、IDPA DP5800)である。今泉 氏は「デル・テクノロジーズに何かいいソリューションはないか相談したところ、IDPA DP5800の提案を受けました。当社ではData Domainを以前から利用しており、製品に関しては既に実績がありました。加えて大きかったのがコストであり、従来と同等の費用で4,000台分のバックアップを賄える。まさにピッタリのソリューションでした」と語る。

      こうして導入されたIDPA DP5800は、2020年8月より本番稼働を開始。システム構築面での工夫としては、ユーザーに意識させないように展開を進めていった点が挙げられる。「たとえば、Avamarエージェントのインストールについても、資産管理ソフトの機能を利用してすべてリモートで実施。クライアントがネットワークにつながると、バックグラウンドで自動的にインストールが行われますので、ユーザー側での作業は不要です。導入に際して苦労するような場面は皆無でした」と松本氏は語る。

      サーバーのバックアップは夜間に行うのが一般的だが、クライアントの場合は端末の電源が入っている必要があるため、同社では午前10時半~午後3時半の日中帯にバックアップジョブを設定。あらかじめ設定された台数分のバックアップが順番に実施されるようにしている。取材時点では既に約1,000台分のクライアントが新システム側の対象となっていたが、概ね90分~120分程度でバックアップが完了するとのこと。もちろん、こうした処理についても、ユーザーが全く気付かないうちに行われる。

      「これくらいの速度が確保できていれば、4,000台全ての展開が終わっても十分所定時間内に収まります。差分データしか送りませんので、回線状態のあまり良くないモバイル環境などでも問題なくバックアップを取得できています」と今泉氏。また、松本氏も「各種の設定が柔軟に行えるのもIDPA DP5800の良さです。一度、台数が一気に増えた時にネットワークを圧迫してしまったのですが、転送に用いる帯域やクライアントのCPU使用率などを細かく制御できるため、すぐに対処できました。まさに『かゆいところに手が届く』製品という印象です」と語る。基本的に前日のデータが残っていればほとんどの事態に対応できると思われるが、同社ではイレギュラーな要望にも応じられるよう、一週間分のデータを保持しているとのことだ。

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        「転送に用いる帯域やクライアントCPUの使用率をきめ細かく制御できるなど、「かゆいところに手が届く」機能が豊富に用意されているのもIDPA DP 5800の良さです。今後はデスクトップPCも含めた全クライアントへの適用も検討していきます」

        三協立山株式会社 情報システム統括室
        システム企画部運用課 副参事
        松本行央氏

    • テレワークでも安心して働ける環境を提供デスクトップPCへの展開も視野に

      IDPA DP5800による新たなバックアップ環境が整ったことで、同社では持ち出し用クライアントのデータ保護や情報ガバナンスを無事強化することに成功。高畑 氏は「社外でもより安心して働ける環境をユーザーに提供できたことは、大変大きな成果だと考えています。特に最近では、コロナ禍に伴って在宅勤務やテレワークを行う機会が急激に増えています。自宅に持ち帰ったクライアントにも、当然盗難などのリスクはあるわけですから、そこへ会社として社員に備えを施せたのは非常に良かった点です」と語る。

      また、松本氏も、「近頃は記憶媒体が取り外せないノートPCも多いですが、こうした機器が故障した際のデータ復旧は至難を極めます。その点現在では、IDPA DP5800から迅速に復旧が行えますから、業務への影響も最小限に抑えられます」と続ける。日々の業務データがしっかりと保護されているということは、近年被害が増加しているランサムウェアなどのセキュリティ脅威に対応する上でも非常に有効だ。

      今後は社内のデスクトップ PC やワークステーションなどについても、IDPA DP5800の適用領域を広げることを検討中だ。IDPA DP5800は格納した重複排除後のデータ容量に応じたライセンス課金であり、クライアントに導入するAvamarエージェント数には依存しないため、バックアップ規模がさらに拡大したとしても、それに比例してコストが急激に上昇する心配はない。「全クライアントを合わせると約1万台規模に上りますが、圧縮・重複排除機能のおかげでデータ容量も約1/100に削減できていますので、余力をもって対応できます」と今泉氏はにこやかに語る。

      「今回のコロナ禍をきっかけに、働き方改革はますます加速すると思われます。我々情報システム部門でも、今回のように先手を打っていろいろな施策を展開していきたいと思っていますので、デル・テクノロジーズの提案にも大いに期待しています」と高畑氏は展望を述べた。

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      お客様名 : 三協立山株式会社

      業種 : 製造業

      場所 : 日本/富山