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    お客様の事例

    クオリカ株式会社

    • VDI端末として デルのシンクライアントを全面採用 アフターコロナ時代にフィットした働き方と 環境づくりを追求

      DaaS のサービス「Thin Office VDI」を提供しているSIer のクオリカでは、自社内のVDI 環境にデル・テクノロジーのシンクライアント「Dell Wyse」を全面採用。低消費電力で柔軟性が高く、運用管理性に優れたVDI 環境を形成し、有事にも強いフレキシブルで高効率な働き方を実現している。

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    • ビジネス課題

      クオリカでは2011 年からVDI 環境を社内導入し、業務端末としてシンクライアント端末を用いる一方で、クラウド型デスクトップサービス(DaaS)も外販しており、そのソリューションと社内VDI 環境の強化につながるシンクライアント端末を常に探し求めてきた。そうした中で2018 年に社内端末が更改のタイミングを迎え、自社が構想する理想のワークスペースと働き方の実現に資する端末を選定・導入する必要があった。

    • 導入効果

      • Dell Wyse の「ゼロコンフィグレーション」機能により、端末のセットアップ(構成)・配布・設置・運用管理の工数を大幅に低減。
      • Dell Wyse の省電力性により、ファットクライアント(一般的なパソコン)を使った場合に比べ端末の消費電力を10 分の1 以下に圧縮。
      • 「過去20 年間、セキュリティ侵害ゼロ」の実績を持つDell Wyse ThinOS の採用により、端末の強固なセキュリティを、手間をかけずに確保。
      • コンパクト設計のDell Wyse ThinOS によって、高速での端末起動・シャットダウンを実現し、業務効率のアップに貢献。
      • 自社が提供するクラウド型デスクトップサービス「Thin Office VDI」のソリューションを一層充実させるシンクライアントの選択肢を拡充。
      • アフターコロナの時代にフィットした働き方とワークスペースの基盤が強化。
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        「Dell Wyse の採用は、VDI 環境の利点を最大限に引き出す最良のシンクライアント端末を求めた結果です。
        シンクライアント端末としてこれほど完成度の高い製品は他に例がないと言い切れます」

        クオリカ株式会社
        執行役員CTO
        イノベーションテクノロジー本部長
        坪口智泰氏

         

    • クオリカは、日本を代表する建設機械メーカー、コマツのIT 関連子会社(旧・小松ソフトウェア開発)を前身とするシステムインテグレーターだ。同社では2011 年12 月に社内の業務システム基盤をVDI 環境へと移行させ、その基盤を土台にクラウド型デスクトップサービス「Thin Office VDI」の外販を2012 年9 月から始動させている。そうした同社がVDI 環境のシンクライアント端末として、2018 年から全面的に採用し、活用しているのが、デルの「Dell Wyse シンクライアント」である。

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        クオリカ株式会社
        執行役員CTO
        イノベーションテクノロジー本部長
        坪口智泰氏

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        クオリカ株式会社
        プラットフォームサービス事業部
        プラットフォームサービス推進室長
        小渕 崇氏

    • BCP 対策強化のニーズから 生まれたDaaS ソリューション

      コマツのIT 関連子会社を母体とするクオリカは、2000 年にTIS インテックグループの一員として新たなスタートを切った。以来、コマツのIT化をサポートし続けてきたのはもとより、製造企業向けの情報システム構築に強みを持つインテグレーターとして、市場での地歩を固めてきた。近年では、POSシステムを中心に、流通・サービス業界向けのITソリューションの提供でも強さを発揮している。また、情報システムのコンサルティングから企画・設計・アプリケーション開発、ハードウェア選定・調達、さらには、完成させたシステムの運用・保守までを一貫して提供しているほか、各種受付端末などのハードウェアも独自に製作できるという特色も持つ。

      そうした同社が、働き方改革を支援するソリューションとして提供しているのが「Thin Office」であり、その中心を成すサービスとして、クラウド型デスクトップサービス「Thin Office VDI」が位置づけられている。

      「Thin Office VDI」は2012 年9 月から提供されているDaaS(Desktop as a Service)の仕組みだ。サービス提供の基盤であるVDI は、BCP 対策と強固なセキュリティで保護されたデータセンターに集約されており、基盤の運用管理はクオリカが一手に担う。そのため、ユーザー企業は、サーバーやストレージの導入・運用管理にコスト・労力をかけることなくVDI をサービスとして手軽に、かつスピーディに導入し、使用することができる。

      また、クラウド型のサービスなので、アクセスする場所は基本的に問われない。実際、「Thin Office VDI」のオプションを使うことで、海外を含む出張先や外出先、自宅などから、VDI 環境へのアクセスが可能になる。これにより、ユーザー企業の従業員は、自分が最も効率的に仕事がこなせる場所を選び、働けるようになる。

      さらに、感染症のパンデミックや地震などの災害によって、オフィスへの立ち入り/出勤が困難になった場合でも、テレワークによって業務を継続することが可能になる。もちろん、VDI の機能により、利用者端末へのデータの保存はもとより、画面キャプチャ、印刷など、情報漏えいの原因となる機能を抑止することも可能だ。

      「Thin Office VDI」のもう一つの特徴は、クオリカが自社内で活用している環境でもあることだ。同社は、2011 年12 月に本社オフィスを現在の場所に移転したが、その際にオフィス業務のシステム基盤をVDI 環境へと移行させ、業務端末のシンクライアント化を図った。そのVDI の基盤を使ったDaaS が「Thin Office VDI」となる。

      「『Thin Office VDI』では、当社の従業員約1,200 人が日々の実務で使用しているのと同じデータセンターからサービスを提供しています。ですので、非常に高いレベルのネットワークパフォーマンスとセキュリティ、利便性を享受いただけます」と、クオリカの執行役員CTO でイノベーションテクノロジー本部長の坪口智泰氏は言う。

    • VDI に最良な端末として 「Dell Wyse シンクライアント」を 全面採用

      クオリカがVDI を社内に導入したそもそものきっかけは、2011 年3 月における東日本大震災の発生だった。その当時について、坪口氏は次のように振り返る。

      「東日本大震災によって、当社のオフィスに設置していたIT 機器が打撃を受け、発生後2 週間は、お客様へのサービス提供ができない状況に陥りました。そこでオフィスがダメージを受けた際に、どこからでも業務が継続できるよう、業務データを含む全てのIT リソースをデータセンターに集約する方針を打ち出しました。それが、VDI の自社内導入と、DaaS の外販へとつながったわけです」(坪口氏)。

      クオリカが打ち出したIT 基盤改革の方針を別の言い方で表現すれば「ITリソースを持たないオフィスの実現」と言える。この方針の下、同社では、社内で使うVDI 端末として、パソコンではなくシンクライアントを一貫して使用してきた。

      「VDI によって、デストップOS、アプリケーション、業務データの全てをデータセンター(サーバー)に集約するわけですから、クライアント端末がパソコン(ファットクライアント)である必要はなく、シンクライアント端末を使うのが理にかなった方法です。当社では、VDI を導入した当初から、社内の業務端末は全てシンクライアント端末で統一してきました」(坪口氏)。

      実際、VDI とシンクライアント端末のコンビネーションにより、オフィスの机上にゆとりが生まれ、また、デスクトップ画面の表示に23 インチモニタを全面採用したことでペーパーレス化も進み、プリンター(複合機)の設置台数を大幅に削減することが可能になった。さらに、オフィスの消費電力についても業務端末としてパソコンを使っていた当時に比べて大幅に低減させることに成功したという。

      こうしたなか、2018 年にシンクライアント端末が更改のタイミングとなり、新機種の選定・導入が必要になった。いくつかのメーカーの製品を比較検証した結果、同社が採用したのが、デル・テクノロジーズの「Dell Wyse シンクライアント」(以下、Dell Wyse)だ。現在は、1,000 台強のDell Wyse を社内に導入し、主に23 インチのデル製モニターと併せて活用されている。

      「当社がDell Wyse を選んだ理由はとてもシンプルで、この製品が最良のシンクライアント端末であり、社内で活用するうえでも、『Thin Office』のビジネスのなかで、お客様にお勧めする端末としても、ベストの選択であると判断したからです」と、坪口氏は語り、特に評価したポイントをいくつか挙げた。

      その一つは、コンパクトな本体設計でありながら、必要なインタフェースがすべて揃っているバランスの良さだ。また、製品ラインナップの豊富さも評価したポイントの一つであったという。

      「『Thin Office』のビジネスでは、当社自身がモデルケースとなり、お客様の働き方改革に資するIT ソリューションを提案・提供するというスタンスをとっています。それはシンクライアント端末についても同様で、社内で日々活用し、性能・機能を確認した製品をお客様にお勧めしています。その中で、機種のラインナップが充実しているDell Wyse シンクライアントを採用すれば、お客様の多様なニーズに対応しやすいと考えました」(坪口氏)。

      さらに、Dell Wyse の独自OS 「Dell Wyse ThinOS」は、過去20 年間、セキュリティ侵害のインシデントを一度も引き起こしていないという強度を誇っている。その点も大きな魅力だったとクオリカのプラットフォームサービス推進室長である小渕 崇氏は明かす。

      「VDI によって、デスクトップOS をサーバー側に集中化させる利点の一つは、セキュリティを確保する手間を大きく減らせることです。その利点を最大限に活かすには、シンクライアント端末のセキュリティ強度が最高レベルでなければなりません。その点で、Dell Wyse ThinOS はまさに理想的なシンクライアントOS です。実際、Dell Wyse の導入以降、端末側のセキュリティを確保する手間がほとんど不要になり、端末のセキュリティを意識することすらなくなりつつあります」(小渕氏)

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      クオリカ本社オフィス。Dell Wyse とデル製23 インチモニタが全面的に採用されている。のちには、ソーシャルディスタンスを意識した新たなオフィスレイアウトへと変更される予定。

    • 「ゼロコンフィグレーション」で 端末の導入・運用管理の 手間を大幅に低減

      Dell Wyse ThinOS はセキュリティ強度が高いだけではなく、主要なVDI ソフトウェアの全てに対応しているほか、端末のセットアップ・導入・運用管理の手間を大きく減らす「ゼロコンフィグレーション」の機能も備えている。これは、Dell Wyse の管理サーバー(Dell Wyse Management Suite サーバー)に端末設定情報やファームウェアを置いておき、端末の電源を入れるだけで、それらが自動的にダウンロードされ、設定が完了するといった仕組みだ。

      「通常のパソコンやシンクライアント端末では、導入時のキッティングに相当の手間を要しますが、Dell Wyse の場合、『ゼロコンフィグレーション』によって、そうした手間が必要最小限に抑えられ、ファームウェアの更新や設定の変更も集中オペレーションにより簡単かつ迅速に行えます。例えば、当社では最近、VDI 環境を一層強化する目的で、基盤を配置するデータセンターを変えたのですが、それに伴うシンクライアント端末の設定変更も集中オペレーションによって短時間で完了できました。このようなことは一般的なパソコンをVDI 端末として使っている場合には、ありえないことです」(坪口氏)。

      加えて、Dell Wyse ThinOS はOS のサイズが小さく起動・シャットダウンのスピードも速い。

      「例えば、朝に出社して会議まで15 分ぐらいしかなかった場合、通常のパソコンであればいちいち起動する気にならないかもれませんが、Dell Wyse なら立ち上げが一瞬で済むので、わずかな時間でも有効に活用できます。また、仕事の終わりにはテレビのスイッチを切るような感覚で電源を落とせばいいだけです。しかも、Dell Wyse は頑丈で故障率が非常に低く、導入からの約2 年間、機器のトラブルによって業務に支障をきたすようなことはありませんでした。その点も特筆に値すべきDell Wyse の優位性と言えます」(坪口氏)。

      さらに、Dell Wyse は消費電力が一般的なパソコンの10 分の1 程度と少なく、オフィスの省電力化にもかなり有効であるという。

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        「セキュリティ対策を含めて、Dell Wyse の運用管理には全く手がかからず、製品の処理性能や信頼性も高いので、当社のお客様にも自信を持ってお勧めできます」

        クオリカ株式会社
        プラットフォームサービス事業部
        プラットフォームサービス推進室長
        小渕 崇氏

    • “Thin Office VDI×Dell Wyse” でアフターコロナの働き方を さらに追求

      今後もクオリカでは、社内のVDI 環境や「Thin Office」ソリューションの強化に向けて、Dell Wyse を積極的に活用していく計画である。その方向性について、坪口氏は以下のように語る。

      「『Thin Office』のソリューションにせよ、社内のVDI 環境にせよ、これからは、アフターコロナの時代─つまりは、テレワークが標準的な働き方になる近未来を見据えた新しいコンセプトの下で強化を推し進めていく方針です。その一環として、モバイル型のDell Wyse を社内に導入し、テレワークのセキュリティをより強固にすることも検討しています」(坪口氏)。

      ちなみに、クオリカではコロナ禍対策として2020 年3 月末から全従業員を対象にした在宅勤務の体制にシフトした。また、体制の切り替え後、従業員にアンケートをとったところ、多くが「在宅勤務への移行で生産性が向上した」と答えたという。

      「当社が在宅勤務の体制へとすみやかに移行し、かつ、生産性を維持・向上できたのは、VDI 環境の整備に力を注いできた成果と言えます。ただし現状では、端末を選ばないVDI の利点を活かすかたちで、会社支給のノートパソコンや従業員が個人で所有するデバイスを在宅勤務用の端末として使用しており、そのスタイルがアフターコロナの時代にふさわしいものかと言えば、そうではないというのが私たちの結論です。実際、アフターコロナの時代では、テレワークが働き方の当たり前の選択肢になり、端末のセキュリティと管理をより徹底することが必要になるでしょう。それを実現するには、Dell Wyse 5070 モバイルシンクライアントのようなモバイル型シンクライアント端末をテレワーク端末として採用するのが正しい選択と言えるのです」(坪口氏)。

      さらに、クオリカでは今後に向けて、Dell Wyse のみならず、デル・テクノロジーズの総合力にも期待をかけている。

      「アフターコロナの時代に向けて「Thin Office」のコンセプトをより一層洗練させていくには、シンクライアント端末だけではなく、モニターなどの周辺機器やネットワーク、VDI の基盤、セキュリティなどを複合的にとらえながら、ソリューション全体を強化していくことが必要とされます。それを支援してくれるビジネスパートナーとして、広範な領域をカバーする、多彩な製品を提供しているデル・テクノロジーズの総合力に大いに期待しています」(坪口氏)。

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      写真左から、クオリカ プラットフォームサービス推進室の藤井 歩氏、CTO の坪口氏、プラットフォームサービス推進室長の小渕氏

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      お客様名 : クオリカ株式会社

      業種 : 情報通信サービス

      場所 : 日本/東京