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    お客様の事例

    クオリカ株式会社

    • Dell EMC PowerEdge+Dell EMC PowerScale/Isilonを採用し、ビッグデータ収集・分析サービス「XLake」のデータレイク/データフロー基盤を実現

      先進ICTソリューションを提供するクオリカでは、AI PaaSとAIエンジニア支援を複合した新サービス「XLake」の提供を開始した。そのデータレイク/データフロー基盤には、「Dell EMC PowerEdgeサーバー」「Dell EMC PowerScale/Isilon」をはじめとするデル・テクノロジーズ製品を採用。大量データの分析・活用にも対応できるスケーラブルなインフラを実現している。

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    • ビジネス課題

      TISインテックグループのシステムインテグレータとして、顧客企業のビジネスを強力に支援するクオリカ。同社では製造業/流通・サービス業向けの多彩な業務ソリューションに加えて、今後のDX(デジタル変革)を加速する取り組みも推進中だ。その一環として、先進AI技術の容易な利活用を実現する新サービス「XLake」の開発に着手。ここでは、現場のあらゆるヒト/モノからデータを収集し、すばやく分析・活用できる環境が求められた。そこで同社では、「XLake」を構成するデータレイク/データフロー基盤の構築に取り組むこととなった。

    • 導入効果

      • 顧客企業のDXを下支えするデータレイク/データフロー基盤を実現
      • Dell EMC PowerScale/Isilonを採用し、ストレージの利用効率を約2.5倍に向上
      • コンピュート/ストレージリソースを分離することでインフラコストを約20%削減
      • スモールスタートでサービスを開始し、需要に応じて柔軟に拡張できる環境を実現
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        「今回のデータレイク/データフロー基盤構築では、デル・テクノロジーズの高品質な製品群やグローバルでの豊富な知見が大いに役立ちました。AI PaaSとAIエンジニアによるサービスを一体で提供する「XLake」は、DXを目指すお客様に最適なソリューションですので、ぜひ広くご活用頂きたいですね」

        クオリカ株式会社
        執行役員 CTO
        イノベーションテクノロジー本部長
        坪口智泰氏

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        クオリカ株式会社
        執行役員 CTO
        イノベーションテクノロジー本部長
        坪口智泰氏

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        クオリカ株式会社
        イノベーションテクノロジー本部
        先進テクノロジーセンター 主査
        島津岳輝氏

    • 世界的な建設機械メーカーであるコマツのIT部門として設立されたクオリカ。現在は日本有数のIT企業グループであるTISインテックグループの一員として、製造業/流通・サービス業向けの多彩なソリューションを展開している。

      今回同社では、AI PaaSとAIエンジニア支援を複合した新サービス「XLake」向けのデータレイク/データフロー基盤を構築した。ここでは「Dell EMC PowerEdgeサーバー」「Dell EMC PowerScale/Isilon」などのデル・テクノロジーズ製品を採用し、大量データの収集・蓄積・分析を効率的に行える環境を実現。また、スモールスタートによるコスト削減にも成功している。

    • 顧客企業のDXを強力に支援するデータレイク/データフロー基盤の構築に着手

      1982年にコマツの全額出資による情報システム会社として設立されて以来、パッケージソフト開発、プラットフォームサービス、クラウド、システム運用と幅広い領域にビジネスを展開してきたクオリカ。現在ではTISインテックグループの一員として、製造業、流通・サービス業の企業様を中心に、システム構築、クラウドパッケージ、ITインフラなど多彩なITサービスを提供している。

      そうした同社の事業活動を、テクノロジー面から牽引しているのが、イノベーションテクノロジー本部である。クオリカ 執行役員CTOイノベーションテクノロジー本部長坪口智泰氏は「当部門では、先進技術の導入に早くから取り組み、コンテナ技術の活用やインフラのマイクロサービス化なども他社に先駆けて進めてきました。これらを自社のSaaS基盤に適用することで、インフラの自動化・効率化をさらに促進させるのが狙いです」と説明する。

      さらに今回、その次なるステップとして着手したのが、Hadoop/Spark/Kafkaなどの技術を用いたデータレイク/データフロー基盤の構築である。坪口氏は取り組みの背景を「近年では当社のお客様においても、自社に蓄積されたデータをビジネスに活かしたいというニーズが非常に強まっています。製造業におけるIoT活用などはもとより、ファッション・アパレル産業などでも、お客様一人ひとりに最適化されたサービスを提供したいとの声が数多く寄せられています。こうしたご要望にお応えするためには、大量の業務データを効果的に利活用できる分析基盤が欠かせません」と語る。

    • 手軽なAI/データ利活用を実現する新サービス「XLake」の提供を開始

      こうした経緯を経て2020年5月にリリースされたのが、Hadoopベースのビッグデータ収集・分析サービス「XLake」だ。その特長としては、大量データの分析・活用を可能にするAI PaaSと、同社のAIエンジニアによるプロフェッショナルサービスがワンストップで提供される点が挙げられる。「AI活用というと、とかく専門のデータサイエンティストやAIベンチャーなどと手を組んで大掛かりに始めるようなイメージを持たれがちです。しかしこれでは、より多くのお客様にAI/データ活用のメリットを享受して頂くことができません。そこで、『XLake』では、当社のエンジニアがお客様に寄り添い、分析対象となるデータの検討からデータ収集、実際の分析までをトータルご支援。AI/データ利活用に向けた最初の一歩を、もっと手軽に踏み出して頂けるようにしました」と坪口氏は語る。まさに、先進SIerである同社ならではのサービスと言えるだろう。

      ただし、そのサービス基盤を構築する上では、様々な壁にも直面した。坪口氏は「これまでもスポット的にHadoop環境を構築した実績はありますが、今回のサービス基盤はそうしたものとは格段にシステム規模が異なります。それだけに、信頼の置けるベンダーをパートナーに選びたかった」と坪口氏は振り返る。その結果、白羽の矢が立ったのが、デル・テクノロジーズである。クオリカイノベーションテクノロジー本部先進テクノロジーセンター主査島津岳輝氏は「当社の構想をデル・テクノロジーズに打ち明けたところ、早速『XLake』の要件を満たすためのシステム構成を提案してくれました。その内容も非常に納得感のあるもので、後に他社からも提案を募る際の参考にさせてもらったほどです」と語る。

      デル・テクノロジーズがこれほど迅速な提案を行えたのは、データレイク/データフロー基盤の導入実績をグローバルで数多く有するからだ。そこで培われた知見を活かすことで、同社のニーズにマッチした構成を素早く提示できたのである。坪口氏は「『XLake』では、Hadoopのディストリビューション大手であるCloudera社の製品を活用していますが、デル・テクノロジーズは同社のようなソフトウェアベンダーとも緊密な関係を築いています。さらにグループ内にも、VMwareやSecureWorksなどの先進ソフトウェア企業を数多く抱えています。単なるハードウェア提供に留まらず、ソフトウェアを含めた基盤全体を安心して任せられる点を高く評価しました」と語る。

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        「Dell EMC PowerEdge+Dell EMC PowerScale/Isilonを採用したことで、ストレージ利用効率は約2.5倍にアップし、インフラコストも約20%削減できました。懸案であったスモールスタートも実現できましたので、大いに満足しています」

        クオリカ株式会社
        イノベーションテクノロジー本部
        先進テクノロジーセンター 主査
        島津岳輝氏

    • Dell EMC PowerEdge +Dell EMC PowerScale/Isilonで高信頼かつスケーラブルな基盤を実現。サービスのスモールスタートにも成功

      今回導入されたデータレイク基盤は、高性能IAサーバー「Dell EMC PowerEdge 640」(以下、PowerEdge)とスケールアウトNAS「Dell EMC PowerScale/Isilon H500」(以下、PowerScale/Isilon)で構成されている。島津 氏はこの点について「結果的には、最初にデル・テクノロジーズから受けた提案通りの構成になりました。他社提案には、PowerScale/Isilonのような専用ストレージを使わないものもありましたが、HadoopのファイルシステムであるHDFSはデフォルトで3倍のレプリケーションを作成するため、これだとストレージの容量を30%程度しか使えません。その点、PowerScale/Isilonは約80%の容量を使えますので、ストレージの利用効率を2.5倍に高められます」と語る。

      他社提案の中には、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(以下、HCI)製品を推すものもあったが、この場合はサーバーとストレージが一体化されたHCIノード単位で増設を行うことになるため、後々の投資に無駄が生じるおそれがある。島津氏は「この点についても、今回の構成ならコンピューティングパワーが不足した場合はPowerEdge、ストレージ容量が不足した場合はPowerScale/Isilonと、別々にスケールさせられますので、インフラコストを20%ほど削減できます」と続ける。

      ちなみに今回の取り組みでは、このコスト削減も重要なテーマだったとのこと。坪口氏は「インフラに掛かるコストは、そのままお客様へのサービス費用に直結します。『XLake』では、手軽なAI/データ利活用を目指しているだけに、ここは何としても抑えたかった。PowerEdge+PowerScale/Isilonを採用したことで、最初はスモールスタートでサービスを開始し、需要が増えたらその都度拡張するという体制が取れました」と語る。

    • 手厚いサービス・サポートにも高評価。顧客企業のDXを強力に後押し

      デル・テクノロジーズのサービス・サポートも、安定的なインフラの実現に大きく貢献。島津氏は「たとえば実際のシステム構築に先立ち、PowerEdgeとPowerScale/Isilonの検証機を用いたPoC(概念実証)を行いました。ここでは製品の使い勝手に加えて、我々の望む分析がきちんと行えるか、想定通りにシステムをスケールアウトできるかなど、様々な側面から綿密な検証を実施。サービスでは、お客様の大事なデータをお預かりしますので、PowerScale/Isilonの耐障害性についてもしっかりと確認しました」と語る。前述の通り、これほど大規模なデータレイク/データフロー基盤を構築するのは、同社としても今回が初の試みだ。それだけにシステム構築の過程では、原因不明のトラブルに遭遇することもあったという。「こうした際にも、デル・テクノロジーズがCloudera社と協調して問題解決に取り組んでくれましたので、大変心強かったですね」と島津氏は続ける。

      今後同社では、顧客企業のDXを下支えするソリューションとして、「XLake」を積極的に展開していく考えだ。「個々のお客様向けにパーソナライズされた分析環境をご提供できますので、自社のどのようなデータがビジネスに活かせるのかを容易に見極められます。ぜひ、経営判断を支援するツールとしてご活用頂ければ」と坪口氏は語る。さらに同社では、こうした取り組みを加速させるべく、社内DX人材の育成も意欲的に進めている。「『2025年の崖』にもある通り、SIerとして勝ち残っていくためには、お客様のDXを支えられる人材が欠かせません。デル・テクノロジーズと当社とは、将来に向けた方向性という面でも共通するところがありますので、インフラと人材育成の両面でパートナーシップを深めていきたいですね」と坪口氏は展望を述べた。

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      お客様名 : クオリカ株式会社

      業種 : 情報サービス業

      場所 : 日本/東京