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    お客様の事例

    株式会社ミライト情報システム

    • 「Dell Wyse」の全社導入で社内ITの保守・運用管理工数を7割削減

      ミライト・テクノロジーズグループの一員として、システム開発・販売・保守やITインフラ構築などの事業を手掛けるミライト情報システム。同社では社内のクライアント端末全台をPCからデル・テクノロジーズの「Dell Wyseシンクライアント」へと切り替え、社内ITの運用管理工数を劇的に低減させている。

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    • ビジネス課題

      ミライト・テクノロジーズグループでは、グループ各社の社内ITインフラが共通化され、一元管理されているが、クライアント端末の選定・導入、そして日々の運用管理についてはグループ各社が個別に行う必要がある。その体制下、社内情報システム部門を持たないミライト情報システムでは、クライアント端末の運用管理負担を最小化することがかねてからの課題だった。

    • 導入効果

      • 社内IT全体の運用管理工数が約7割削減
      • クライアント端末の運用管理工数はほぼゼロに
      • 約3年間でクライアント端末の故障発生がゼロ件
      • シンクライアントOS「Dell Wyse ThinOS」の採用により、クライアント端末のセキュリティ管理工数がほぼゼロに
      • クライアント端末に起因するセキュリティインシデント発生は3年間でゼロ件
      • 将来的な仮想デスクトップ基盤(VDI)導入への道筋を確保
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        「ファットクライアント(PC)ではセキュリティの確保が運用管理上の大きな負担になりますが、Dell Wyseシンクライアントへの切り替えでその負担がほぼゼロになりました。この効果は社内情報システム部門が不在の当社にとって非常に大きいと感じています」

        株式会社ミライト情報システム
        基盤システム部 部長
        中登義仁氏

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        株式会社ミライト情報システム
        基盤システム部 部長
        中登義仁氏

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        株式会社ミライト情報システム
        基盤システム部 第1基盤G
        藤原碩人氏

    • 1960年の創業以来、60年以上の長きにわたり、情報通信エンジニアリング企業として情報通信インフラ構築に取り組んできたミライト・テクノロジーズグループ。そのグループの一員として、システム/ソフトウェア開発、インフラ構築などの事業を展開しているのがミライト情報システムだ。2009年にグループ向けのシステム開発を担う組織として発足して以降、グループ内にとどまらず、公共・通信・金融をはじめとするさまざまな企業・組織に向けてITソリューションを提供し、多数の実績を積み上げている。

      そうした同社が社内のクライアント端末として活用しているのが、デル・テクノロジーズ(以下、デル)のシンクライアント「Dell Wyseシンクライアント」(以下、Dell Wyse)だ。従来、社内業務で使うクライアント端末として一般的なデストップPCを用いてきたが、その全台をDell Wyseへと切り替えたことで劇的な運用管理負担の低減を実現しているという。

    • 通信分野での強みを活かしたトータルなITソリューションを提供

      「お客様から『まさにこれ!(Just the thing!)』と言われる自分、仲間、会社、そして仕事(を目指す)」──。

      このフレーズをミッションとして掲げ、ソフトウェアエンジニアリングとサービスの事業を展開しているのがミライト情報システムだ。東京本社のほか、大阪支店・九州支店・名古屋支店・熊本事業所とそれぞれ拠点を構え、385人(2021年4月時点)の従業員を擁し、売上高は71億4,000万円(2019年度実績)に上る。

      同社の特色について基盤システム部 部長の中登義仁氏はこう話す。

      「当社の最大の強みは、ミライトグループの基幹システム構築で培ったノウハウを基に、システム/アプリケーションの企画・開発から、サーバーやネットワークなどの基盤構築まで、総合的なITソリューションを提供できる点です。近年では、グループ以外も幅広く、業務システム開発、スマートデバイス向けアプリケーション開発、RPAソリューション、さらにはクラウドを用いたBPOサービスなどにおいて多数の実績を積み上げています」

    • 情報シス不在の中で業務用PCの運用管理負担が課題に

      そうしたミライト情報システムが抱えていた課題が、社内業務で使うクライアントPCの運用管理負担をどう減らすかだ。

      同社が属するミライト・テクノロジーズグループでは、グループ各社で使う基幹業務システムのITインフラが共通化され、一元管理されている。ただし、クライアント端末については導入から保守・運用管理の多くがグループ各社に委ねられている。そのため、ミライト情報システムでも自社で使うクライアントPCの導入・保守・運用管理を社内で行う必要があった。

      「当社はITのプロですので技術的にPCの導入や運用管理、セキュリティ管理が行えないことはありません。ただし問題は、社内情報システム部門が当社にはなく、PCの運用管理を基盤システム部が本業の傍らで担わなければならないことです。ゆえに、クライアントPCのセキュリティ管理を含めた運用管理負担をいかに低減するかが長年の課題でした」(中登氏)。

      ミライト情報システムは顧客向けのシステム開発を主業としている関係から、開発の担当者には、社内業務用のPCとはまた別に開発業務用のPCを貸与していた。

      「要するに、当社では全国各所で働く社員の多くが開発業務用と社内業務用の2台のPCをそれぞれ所持し、日々の仕事をこなしてきたということです。開発業務用PCには主としてノートPCを使い、社内業務用PCにはデストップを使用して社内業務システムにアクセスしていたかたちです。こうしたクライアント環境の管理を、本業の傍らで行う負担はかなり大きかったと言えます」(中登氏)。

      この言葉を受けたかたちで、基盤システム部の藤原碩人氏は当時抱えていた課題を次のように説明する。

      「Windows Serverは拠点ごとに設置されていますので、OSに対するセキュリティパッチの適用やハードウェアの管理に一定の手間がかかります。それに加えて、社員が使うPC全台に対してセキュリティパッチの適用を漏れなく行う必要があり、その工数も決して小さくありませんでした。しかも、PCが故障したり、セキュリティ侵害を受けたりした場合には、それに対する対処も迅速に行わなければなりません。その負担も大きくありました」

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    • クライアント運用管理負担の最小化を目指しDell Wyseを選択

      上述した基盤システム部の負担を低減すべく、同社は社内業務用PC全台をシンクライアントへ移行する検討を2015年に開始した。

      「私たちが欲しかったのは、セキュリティパッチを適用する手間や機器故障に対応する手間の少ない、管理効率性の良いクライアント端末です。それを探す中で浮上してきたのが、サイバー攻撃によるセキュリティ侵害のリスクが低い専用OSを採用したシンクライアントを導入するというアイデアです。セキュリティリスクの低いOSを搭載したシンクライアントならば、管理の手間を低減させながら、セキュリティの強度が上げられると考えました」(藤原氏)。

      こうした考えの下、同社が選択したのがデルのDell Wyseだ。採用の決め手の一つはDell Wyseのセキュリティ強度の高さにあった。

      Dell WyseのOS「Dell Wyse ThinOS」は独自開発のAPI非公開のOSであり、一般的なPCで使われている汎用的なOSに比べて脆弱性を突くサイバー攻撃やマルウェアへの耐性が高く、市場に投入されて以降、20年以上の長きにわたりセキュリティ侵害の報告が一件もないという実績を持つ。

      「汎用的なOSは脆弱性が発見される頻度がどうしても高くなり、セキュリティパッチの適用といった脆弱性対策を徹底するために相応の手間がかかります。それに対してDell Wyse ThinOSは脆弱性対策を講じる必要がほとんどなく、セキュリティ管理のことを考えなくても端末のセキュリティ強度が高く保てます。これはかなり魅力的でした」(中登氏)。

      また、シンクライアントとしてのDell Wyseの高い柔軟性や運用管理のしやすさも評価したという。

      「Dell Wyseは主要なVDI環境やリモートデスクトップ接続に対応しており、システムの構成が柔軟に選べます。当社では現状、シンクライアントからの業務システムの利用にリモートデストップ接続を使っていますが、将来的にVDI環境に移行した場合でも同じシンクライアントがそのまま使えるので投資に無駄が起こりません。加えて、Dell Wyseでは『Wyse Management Suite』を通じて端末の集中管理が簡単に行えます。これも運用管理工数の低減につながると考えました」(藤原氏)。

      もう一つ、デルの総合力もDell Wyseの価値を高めていると中登氏は評価する。

      「当社ではDell Wyseの導入を機に社内のリモートデスクトップサーバーも、一部をデルの『Dell EMC PowerEdgeサーバー』に切り替えましたが、このようにシンクライアントからサーバーに至る環境を単一のベンダーの製品で整えられるのは、機器の購入・サポートの窓口を一本化できるという点で使う側に大きなメリットをもたらすものです。また、仮想化ソフトウェアのVMwareもデルのプロダクトであることを加味すれば、仮に当社がVDI環境を導入した場合、その環境を含めたシンクライアント環境全体をデル製品で構成できることになります。そうしたデルの総合力はDell Wyseを選ぶ要因の一つになりました」(中登氏)。

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        「Dell Wyseシンクライアントの導入後、クライアント端末360台の運用管理工数が劇的に減ったばかりか、機器故障もゼロ件。本業の傍らで社内クライアント端末を運用管理しなければならない立場としては嬉しいかぎりです」

        株式会社ミライト情報システム
        基盤システム部 第1基盤G
        藤原碩人氏

    • 運用管理工数が7割削減、端末故障・セキュリティ侵害もゼロ件

      ミライト情報システムでは、2015年からDell Wyseの導入を段階的に進め、約2年かけて全社員360人への展開を完了させた。リモートデスクトップサーバーは東京・大阪・福岡・熊本の4拠点に配備され、設置台数は約15台規模という。Dell Wyseはオフィスの各デスク・打合せブース・集中ブース・会議室に配置され、アカウントはActive Directoryで管理されている。そして、社員が社内業務システムへアクセスしたい場合には、デスク上の任意のDell Wyseから自分のアカウントでログインする仕組みだ。

      Dell Wyseの導入効果は大きく3点に集約できるという。その一つは、運用管理工数の大幅な削減である。

      「社内業務用PC全台をDell Wyseに切り替えたことで社内業務端末の運用管理工数がほぼゼロになり、しかも、Dell Wyseはおよそ3年間の使用を通じて機器故障を一件も起こしていません。これにより、社内IT全体に対する運用管理工数が7割は削減できたと見ています。Dell Wyseと併せて導入したDell EMC PowerEdgeサーバーも『iDRAC』によってリモートで監視・保守・管理が行えるので、それも運用管理工数の低減に寄与しています」(中登氏)。

      2つ目の効果として藤原氏が挙げるのはセキュリティ管理の効率化だ。

      「Dell Wyseはウイルス対策ソフトで保護する必要もなければ、脆弱性対策を講じる必要もありません。かつ、セキュリティ侵害の報告はなくセキュリティ管理の効率性はかつてのPCとは比べものにならないほど高いと言えます」

      3つ目の効果は、将来的な基盤刷新に向けた道筋が築けた点にあると中登氏は話す。

      「現在、リモートデスクトップ接続に使用しているWindows Serverの保守サポートが切れるタイミングでVDI環境の導入を検討していますが、Dell Wyseを選択したことで、結果的に“VDI環境の導入時にはVMware製品を用いてデルの総合力をフルに活用する”という基盤刷新の道筋がしっかりとできたように感じています」

      このほか、新型コロナにより2020年4月7日に発出された緊急事態宣言を受け、会社全体で一斉に行った在宅勤務への切り替えがスムーズに進み、働き方改革が推進できたこともDell Wyse導入の効果としてあるという。

      これらの効果を踏まえながら、中登氏は次のように話を締めくくる。

      「Dell Wyseはシンクライアントとしてきわめて完成度が高いうえに、デルの総合力を活かせるという魅力があります。デルにはこれからも当社のITインフラの進化に貢献していただきたいと思いますし、ビジネスパートナーとしても長く付き合っていきたいと願っています」

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      お客様名 : 株式会社ミライト情報システム

      業種 : 情報通信サービス

      場所 : 日本/東京

      • ソリューション

        • ハードウェア
        • ソフトウェア
      • 装飾

        シンクライアントOS:
        Dell Wyse ThinOS

      • 装飾

        シンクライアント管理:
        Wyse Management Suite