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    お客様の事例

    LeapMind 株式会社

    • 1Uあたり4GPUの高集積率で精度の高いモデルを作成

      LeapMind株式会社は、より迅速で精度の高いディープラーニングの学習済みモデルを提供するためのインフラ基盤を求め、Dell EMC PowerEdge C4140を採用。

      • LeapMind株式会社はDell EMC PowerEdge C4140を採用
    • ビジネス課題

      性能の高いGPUを使ってディープラーニングの学習済みモデルを構築するために、ゲーミングPCや自作PCを創業から活用してきたLeapMindは、事業の拡大に伴い、高信頼かつ高性能なNVIDIA V100 Tensor コア GPUを搭載した学習環境を求めていた。

    • 導入効果

      • 高い集積率で少ないラックでもGPUの性能を最大限に活用
      • 短納期でのデリバリによって必要な環境をすぐに入手可能
      • 検討段階からの的確な技術サポートで高性能なインフラを構築
      • エンジニアの開発効率が向上し、精度の高いモデルの構築が可能
      • ラック1Uあたり1GPU→4GPU、32bitで180%程度向上(GPU単体)
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        「最新のGPUを使って大量のデータを高速に計算し、より精度の高い学習済みモデルを迅速に提供することは、我々のビジネスに必要不可欠です。1Uで4GPUを提供できるPowerEdge C4140を採用することで、限られたスペースでもGPUを高集積で活用でき、我々のビジネス推進において大きなインパクトを与えています」

        LeapMind株式会社
        Infrastructure Division
        Manager
        吉越功一 氏

    • 高い技術力で急成長を続けるLeapMind

    • 2012年に創業したLeapMind株式会社(以下、LeapMind)は、「機械学習を使った今までにないデバイスをあまねく世に広める」というミッションを掲げ、画像解析を中心としたディープラーニングソリューションを提供してきた。「我々は、極小量子化技術(Extremely low bit quantization)を使ってディープラーニングモデルを軽量化し、エッジデバイスに搭載することが可能です。これまで、自動車産業をはじめとする製造業のお客様を中心に150社以上の実績を持っていますが、これらのノウハウや、ソフトウェアとハードウェアにおける幅広い技術・知見などを活かして、お客様の課題を解決し、ビジネス価値を最大化することが我々の目標でもあります」とLeapMind株式会社 Infrastructure DivisionのManager 吉越功一氏は話す。

      また、LeapMindでは、さまざまな分野の企業とパートナーシップを組み、共同開発という形でソリューションを提供しているという。「あらゆる分野に精通したエキスパートが在籍し、お客様のニーズや環境に合わせた最適なソリューションを提供できることも我々の強みだと考えています。最先端の機械学習技術の実運用化に向けたプロジェクトを企画からプロトタイプ開発、本番開発、システム化、運用まで全ての工程をサポートすることが可能です」とLeapMind株式会社PR/Branding Divisionの鈴木公平氏は説明する。

      「例えば、インフラ・交通業界では、我々のソリューションを活用して、鉄道が駅を発車する前にドアに挟まった物や人がいないかを自動的に検知して安全確認してからドアを閉める仕組みを作っています。また、宇宙産業での事例としては、宇宙探査機で撮影した画像を地上に送る際、通信容量の観点から高画質な写真を複数枚に送信することが難しいのですが、撮影した写真の中から必要なものだけをディープラーニングで選別しています」と話を続ける鈴木氏。吉越氏も、「先端事例だけでなく、業務の省人化や業務改革などでディープラーニングを活用したいという需要は高まってきています。カメラからの入力画像を通じて異常検知や外観検査を自動化するといった用途も、広がってきていまするのではないでしょうか。これらの技術をエッジデバイス上で活用できれば、さらにさまざまな課題を解決できると我々は考えています」と説明する。

      LeapMindでは、新サービス「Efficiera™」を2020年秋にリリースする予定だ。「Efficiera™は、高性能かつ低消費電力を実現した、CNN推論演算処理に特化したASICおよびFPGA用の超低消費電力AI推論アクセラレータIPとなります。ここでも、我々の極小量子化技術でモデルの軽量化が行われ、さまざまなデバイスで省電力かつ高性能な推論を行うことが可能となります。家電製品などの民生機器、建設機械などの産業機器、監視カメラ、放送機器など、これまでは電力やコスト、放熱などで制約があったエッジデバイス上でもディープラーニングを活用することが可能となります」と吉越氏は話している。

    • 少ないラック数でGPUを最大限に活用

    • ディープラーニングの分野で急成長を遂げているLeapMindだが、優れた学習済みモデルを開発するためには、どのようなインフラ基盤が必要となるのだろうか。「ディープラーニングでは、学習の計算基盤、推論の計算基盤、データ基盤の3つのインフラ基盤が重要となってきます。我々は、ディープラーニングを社会実装するためには、アプリケーションに搭載する学習済みモデルの精度が重要です。よいモデルを作るためには、多くの実験を高速に行うことが必要になります。学習環境における計算資源がビジネスに直結するため、これらのコストあたりの性能が非常に重要となってきます」と吉越氏は説明する。

      また、LeapMind株式会社 Infrastructure Divisionの増田英晃氏も次のように話を続ける。「お客様に対して、価値のある優れたモデルを提供するためには、最新の技術や研究を最大限に活用して、多岐にわたる実験を迅速に行う必要があります。そのため、最新のネットワークを使い、最新のGPUを使った高度な計算を行える環境が必須となります」。

      このような計算基盤は、オンプレミス・クラウドのハイブリッドで活用できることが望ましいと吉越氏は説明する。「クラウドは、オンデマンドでコンピュートリソースを使えるところが魅力で、我々も活用しています。しかし、最新のGPUはクラウド上で使えたとしても中長期のコスト的に割高になってしまう場合があります。オンプレミスかつ自分たちでサーバーを調達し、長期的に最新のGPUを使ったほうがコストメリットがある場合もあります。また、お客様のデータを預かる場合もあり、セキュリティ面でもクラウドとオンプレミスのハイブリッド環境にしてお客様の選択肢を増やしておくことも重要だと考えています」。

      では、新たに最新のGPUサーバーを導入して学習環境のインフラ基盤を構築していった経緯とは、どのようなものだったのだろうか。「我々は、創業当初、ゲーミングPCや高性能な自作PCを使って最新のGPUを使った計算を行ってきました。しかし、事業やディープラーニング分野そのものが拡大するにつれて求められる計算量が飛躍的に増え、高性能かつ高品質な計算環境環境が求められるようになり、事業を止めないようにするためにも、しっかりとした保証やサポートのある環境にする必要が出てきました。そのため、社内にサーバールームを構築し、GPUサーバーを導入していったのですが、広さが限られていたため少ないラック数で性能を最大限にするための新たなGPUサーバーを探していたのです」と増田氏は説明する。

      優れた学習環境を提供するためにも、NVIDIA V100 Tensor コア GPUとNVLinkは必須条件だったと話す増田氏は、最終的にDell EMC PowerEdge C4140を採用した経緯を次のように説明している。「一般的なサーバーは4Uで4GPUしか確保できない中、PowerEdge C4140は1Uで4GPUを提供でき、少ないスペースで多くのGPUを使えることが魅力的でした。もちろん、しっかりとしたビジネス向けのサポートプログラムが提供されていることも選択した理由の1つです。実は、以前にワークステーションなどでデル・テクノロジーズ製品を導入していたのですが、細かなスペックや仕様に関する相談にも親身になって対応してくれたので、信頼できるメーカーだという印象は持っていました。今回も、検討段階から検証機を貸し出していただき、NVLinkなどのネットワーク関連のオプションも構成レベルから相談しながら進められ、分散学習を効率的に行うためのシステム構成などに関する相談に対しても的確な回答を得られたので、技術力の高さを感じるとともに信頼感を得ることができました」。

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        「デル・テクノロジーズは、検討段階での検証機の貸し出しや、技術的な質問に対する迅速で的確な回答が好印象でした。特に、分散学習環境のシステム構成設計に関する相談にも、的確かつ親身に対応いただき、技術力の高さおよびその領域の広さについて非常に信頼を置いています。」

        LeapMind株式会社
        Infrastructure Division
        増田英晃 氏

         

    • 高性能なGPUサーバーがビジネスにインパクトを与える

      • Dell EMC PowerEdge C4140
      • 2019年3月にPowerEdge C4140を導入したLeapMindでは、以前よりも高性能な学習計算用のインフラ基盤を手に入れることで、ビジネスを加速化させている。「ラックあたりのGPU集約率が4倍になったものの、発熱などの問題や故障などのトラブルも発生していないのは非常に助かっています。NVIDIA V100がオンプレミスにあっていつでも使える環境となったことで、迅速にトライ&エラーを繰り返すことができ、開発効率も向上しています。精度が高いモデルをいち早く提供していくことが重要なので、大量のデータを短い時間で計算できる環境は、開発のみなならずビジネスそのものに高いインパクトを生むと考えています」と吉越氏は説明する。

    • また、課題であったメーカーサポートの問題に関して、増田氏は「実際のトラブルは少なく、サポートのお世話になる必要がこれまでなかったことがまず最大のメリットだと思っています。トラブル対応ではなく、設計などの技術的な問い合わせをデル・テクノロジーズに行なったことがありました。この時も、非常に丁寧で的確な回答をいただいたので、非常に信頼できると感じています。実は、サーバーだけでなく、ネットワーク機器やストレージ、PCなどもデル・テクノロジーズ製品を使っているのですが、これらはそれぞれエンジニアからの具体的な要望を元に製品の検討や検証を行った結果です。これらに関しても、急な依頼や様々な要求に対して、丁寧にかつ非常に素早くデリバリしていただいており、日頃から感謝しています」と感想を話してくれた。それに続けて吉越氏も、「PowerEdge C4140を導入した当時は、世界的にもNVIDIA V100の人気が高く、非常に品薄で台数を確保できるのか不安でした。しかし、非常に短納期で必要台数を用意してくれたので、サポートも含めてNVIDIAとの強い連携とパートナーシップがあるのだと実感できました」と話してくれた。

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        「LeapMindは、極小量子化技術(Extremely low bit quantization)を使ってディープラーニングモデルを軽量化し、エッジデバイス上に搭載することが可能です。また、あらゆる分野に精通したエキスパートが在籍し、お客様のニーズや環境に合わせた最適なソリューションを提供できることも我々の強みだと考えています。企画からプロトタイプ開発、本番開発、システム化、運用まで全ての工程をサポートすることが可能です」


        LeapMind株式会社
        PR/Branding Division
        鈴木公平 氏
    • ディープラーニングの社会実装での協力に期待

    • 今後の予定について、吉越氏に尋ねると、次のように答えてくれた。「今後は、回路設計を行っているチームのワークステーション環境を強化する予定です。また、GPUサーバーに関しても、今後の成長を見越して増強していくことを考えていますが、できれば新しくリリースされる予定のNVIDIA A100 Tensor コア GPUを早く試せるようになればいいですね」。

      さらに、吉越氏は、今後もデル・テクノロジーズのサポートやパートナーシップに非常に高い期待を寄せている。「以前に、デル・テクノロジーズに誘われて、宮崎カスタマーセンターを見学する機会をいただきました。実際にカスタマーセンターを見ることで、広い範囲の技術的な課題を深くサポートしてくれていることを実感することができました。また、その際には、同じ業界の方々とディスカッションする機会も用意してもらい、ディープラーニングの学習環境について深く話し合うことができたのは貴重な体験でした。共通の環境を構築していたり、同じような課題・悩みを持っていることなど、気づきがたくさんありましたね。このように、デル・テクノロジーズを通じて、さまざまな企業の方とコミュニケーションできることは、非常にありがたく、今後のビジネスを広げるヒントともなっています。今回構築したGPUを使った高性能な学習環境は、我々だけでなく、お客様にも必要とされるもので、PowerEdgeをお客様にお勧めする機会も増えています。今後ディープラーニングの学習環境やエッジデバイスの提供などもデル・テクノロジーズとともに進めていければ、我々のミッションを実現しやすくなると思っています」。

      • LeapMind株式会社 Infrastructure Division Manager 吉越功一 氏

        LeapMind株式会社
        Infrastructure Division
        Manager
        吉越功一 氏

      • LeapMind株式会社 Infrastructure Division 増田英晃 氏

        LeapMind株式会社
        Infrastructure Division
        増田英晃 氏

      • LeapMind株式会社 PR/Branding Division 鈴木公平 氏

        LeapMind株式会社
        PR/Branding Division
        鈴木公平 氏

     
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    • LeapMind 株式会社

      お客様名 : LeapMind 株式会社

      業種 : 情報通信

      場所 : 日本/東京


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