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    お客様の事例

    第一生命保険株式会社

    • テクノロジーを熟知した提案力で運用や拡張性の課題を解決

      先進技術をいち早く活用してIT基盤を変革してきた第一生命保険株式会社は、新たな基盤としてAzure Stack HCI(Dell EMC AX-740xd)とPowerProtect DDを採用。

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    • ビジネス課題

      常に新たな技術を使ってIT基盤を変革し続けてきた第一生命保険株式会社は、システム基盤や運用の標準化や拡張性の高さを実現できる次世代のサーバー基盤を計画。オンプレミスとクラウドを適材適所で使い分けていくために、オンプレミス側にもクラウドと同等の提供スピードが必要と考え、短期で導入できる新たな仕組みを求めていた。

    • 導入効果

      • Azure Stack HCIを事前検証済みのハードウェアで構成することで導入検証の手間を大幅に低減
      • ビジネスや社会情勢の変化に迅速に対応できるIT基盤の提供を実現
      • ストレージの専門知識がなくてもサーバー運用担当者で簡便に運用管理が可能
      • 夜間メンテナンスの障壁となっていたバックアップ時間を半分以下に短縮
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        「安定したシステム基盤を構築するために、これまで検討とテストを数カ月かけて行う必要がありました。デル・テクノロジーズには、事前に検証済みのAzure Stack HCIの豊富なラインナップがあり、我々の課題を聞いて積極的に最適な解決策を示してくれます」

        第一生命ホールディングス株式会社
        第一生命保険株式会社
        ITビジネスプロセス企画部
        フェロー
        シニアエグゼクティブITスペシャリスト
        太田俊規氏

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        第一生命ホールディングス株式会社
        第一生命保険株式会社
        ITビジネスプロセス企画部
        フェロー
        シニアエグゼクティブITスペシャリスト
        太田俊規氏

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        第一生命ホールディングス株式会社
        第一生命保険株式会社
        ITビジネスプロセス企画部
        IT運用管理課
        ラインマネジャー
        吉留栄太氏

    • 最新技術に積極的に取り組み常に新たなIT基盤へと変革

      第一生命ホールディングス株式会社および第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は、「一生涯のパートナー」をミッションに掲げ、「お客さま第一主義」を経営理念として、「お客さま満足」を追求し、社会やニーズに合わせた最適な商品・サービスを提供してきた。

      ITの最新テクノロジーの導入にも積極的に取り組んできた第一生命は、保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する取組みを「InsTech」と銘打ち、最優先の戦略課題としてグループ全体で推進。2015年12月には、InsTechイノベーションチームを設置し、その第一弾としてスマートフォン向け健康増進アプリ「健康第一」をリリースしている。「ITの活用は、“変わらないもの”と“変わるべきもの”をしっかりと考えることを大切にしています。お客さまとの信頼関係やご契約は、変わらずに遵守しなければなりません。一方で、社内ユーザーやその先のお客さまに対して、最適なコストで最良のサービスを提供することには、ためらわずにチャレンジしています」とIT活用の取り組みを第一生命保険株式会社ITビジネスプロセス企画部フェローシニアエグゼクティブITスペシャリストの太田俊規氏は説明する。

      同社では、2005年にオープン系サーバー基盤を全国の拠点からデータセンターに集約させ、Windows Serverを標準アーキテクチャとして、メンテナンスの効率化やノウハウの共有化を図った第1世代のサーバー基盤を皮切りに、Hyper-Vやプライベートクラウド構築などの最新技術を使ったIT基盤の変革に取り組んできた。2018年には、第4世代前期のサーバー基盤として、Windows Server 2016でSDS(Software-Defined Storage)を実現するS2D(Storage Spaces Direct)を活用したオープン系サーバー基盤を構築。S2Dを活用することによって、ストレージの専門知識を持たないサーバーの運用担当者でも設計・構築や運用管理を行えるようにし、さらなる運用の効率化や標準化を進めていこうと考えたが、バックアップに課題が残ってしまったと第一生命保険株式会社ITビジネスプロセス企画部IT運用管理課ラインマネジャーの吉留栄太氏は当時を振り返る。「すべての業務システムを載せるとバックアップに時間がかかってしまい、メンテナンス時間も含めると夜間だけで作業が終了しない状態となっていました。そのため、データの変更が少なく、バックアップを取る必要が少ないシステムを基盤に載せ、バックアップが非常に重要となる保険や証書を扱うシステムはそれ以前の基盤に載せて運用せざるを得ないことも課題となっていました」。

    • 柔軟性と可用性の高い基盤を構築できバックアップの課題も解決できる提案を採用

      2020年に新たな第4世代後期となるオープン系サーバー基盤の計画を始めた第一生命は、より柔軟性と可用性の高いシステムの構築を考えていた。多くの選択肢がある中で、最も魅力的だったのは、デル・テクノロジーズのAzure Stack HCIの提案だったと太田氏は説明する。「これまで、ストレージやPCでデル・テクノロジーズ製品を使ったことはありましたが、サーバーを使ったことはほとんどありませんでした。しかし、システム更改などの計画がない時期であっても、デル・テクノロジーズの営業は我々が何を課題としているかを日頃からしっかりと聞いて把握してくれて、販売に関係なく情報を提供してくれていました。第4世代後期のサーバー基盤の選定は、もちろんコンペを行って複数のメーカーの提案を検討しましたが、デル・テクノロジーズの提案が総合的に最も優れていたので採用を決定しました」。

      一方で、初めてデル・テクノロジーズのサーバーを使う上で「サポートの面や、本当にスペック通りの性能が出るのかに不安はありました。要件を満たすスペックが書かれていても、実際に業務で使うデータで検証するとスペック通りの性能が出ないというケースはよくありますから」と太田氏は話を続ける。それに対してデル・テクノロジーズは、検証環境を提供し、第一生命の懸念を払しょくしていったと吉留氏は説明してくれた。「デル・テクノロジーズの検証センターに構築を行うメンバーが行って説明を聞き、検証することで本当に要件を満たす性能が出ることが確認できました。デル・テクノロジーズは、マイクロソフトとの強力なアライアンスがあり、すでにS2Dのさまざまなテストを行って豊富な検証データを持っているので、我々が業務で使うデータを用意しなくても最適な構成で検証して結果が出ることを示してくれました。サーバーだけでなく、豊富なストレージ製品も提供しているメーカーであるため、CPUの性能だけでなく、IOPSなどにフォーカスした検証をしっかりと行っている点も心強いと感じました。第4世代前期のサーバー基盤の課題であったバックアップに対しても、同じ筐体内の別領域にバックアップするのではなく、バックアップ専用ストレージに書き出すことで解決できることが確認できました」。

      第一生命では、9台のPowerEdgeを基盤としたDell EMC AX740xdと2台のDell EMC PowerSwitch S5248Fを使ってAzure Stack HCIを構成し、バックアップ専用ストレージとしてDell EMC PowerProtect DD6900を採用して、2021年3月に第4世代後期のオープン系サーバー基盤のリリースを目指している。

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    • 検証済みのソリューションを採用してビジネスに迅速に対応

      今回のシステム更改で最も大きなメリットとなったのは、検証の手間を減らすことで基盤提供のリードタイムを大幅に削減できることだ。「デル・テクノロジーズのAzure Stack HCIソリューションは、事前に検証されたシステム構成のサーバーが最適化された状態で納品されるため、2週間くらいあれば基本設定を終えることができます。これまでは、スペックを見ながらハードウェアの組み合わせを考え、何カ月もかけて検討とテストを繰り返してスペック通りの性能が出ることを確かめなくてはなりませんでした。ビジネスを拡げて成功させるためにシステムを構築しようとしているのに、リードタイムが大きくかかってしまってはビジネスの成功の妨げとなってしまいます。新たな第4世代後期のサーバー基盤では、ビジネス側のオーダーに対して、IT側が安心して素早く判断してITを提供できる環境を整えることができ、状況に合わせて増設・拡張する必要が出てきても、デル・テクノロジーズの幅広いラインナップから最適な検証済みの製品を選んで迅速に対応することができます。バックアップの問題から、システムの要件によって載せる基盤を選んだり、運用を工夫しなければなりませんでしたが、その悩みも解消され、すべてのシステムを同一のアーキテクチャの上で運用できることも大きなメリットです」と太田氏は説明する。

      バックアップの課題に対するデル・テクノロジーズの解決策についても期待が持てたと、吉留氏も話を続ける。第4世代前期のサーバー基盤では、同じ筐体内にバックアップを取得する構成としていたが、実際に検証してみると、バックアップ取得に想定外の時間を要することがわかった。「検証結果から、バックアップ専用ストレージとしてDell EMC PowerProtect DD6900を導入すれば、これまで想定していた筐体内では4~5時間かかっていたバックアップを1~2時間で終えられることがわかりました。専門知識がなくても、運用担当者が内製で運用管理できることがS2Dのメリットの1つで、ストレージを導入すればそのメリットが損なわれることも懸念しましたが、デル・テクノロジーズからの提案はこれを解消できると思われました。PowerProtect DDは自動バックアップの設定が容易で、これなら運用管理にも大きな手間はかからず、またPowerProtect DDの重複排除なら、ソフトウェアで行うよりも短い時間でバックアップ処理を行えることに期待が持てました」。

      S2Dによって運用管理の軽減を目指せると考えている第一生命だが、それに加えてOSとハードウェアをワンストップでデル・テクノロジーズがサポートすることで、さらにスムーズに運用管理が行えることも実感しているという。「これまでは、Windows Serverのことはマイクロソフトに聞き、ハードウェアのことはメーカーに聞くという状態で、検証から運用までの手間が必要以上にかかっていました。今後は、デル・テクノロジーズに聞けばワンストップで迅速に回答を得られるので、安心してサポートを受けることができますし、実際に検証段階から積極的に最適な提案を提供してくれました。デル・テクノロジーズ製品を採用した理由の中には、マイクロソフトとの強力なアライアンスがあり、世界トップシェアのAzure Stack HCI導入実績を持っていることを聞いており、豊富な製品ラインナップでさまざまなケースに対応できることも含まれていたので、今後もサポート力に期待したいと考えています」と吉留氏は話してくれた。

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        「デル・テクノロジーズはS2Dの豊富な検証データを持っていて、検証センターで最適な構成を確認できるので安心できました。バックアップの課題にも有効な解決策が提案され、Azure Stack HCIにバックアップ専用ストレージとしてPowerProtect DDを採用することで高速化を実現し、同一アーキテクチャ上にすべてのシステムを載せることを実現できました」

        第一生命ホールディングス株式会社
        第一生命保険株式会社
        ITビジネスプロセス企画部IT運用管理課
        ラインマネジャー
        吉留栄太氏

    • 今後も最適な形で課題を解決できるデル・テクノロジーズのサポートに期待

      同社では、オンプレミスでAzure Stack HCIを導入するとともに、Azureなどを利用したクラウド基盤「ホームクラウド」も構築し、ハイブリッドクラウドで適材適所に活用していくことも目指している。「オンプレミスにはオンプレミスの良さが、クラウドにはクラウドの良さがあり、ビジネスの要件に合わせた仕組みを適材適所で最適配置していくことが重要だと考えています。これまで、オープン系サーバー基盤の大きな目的の1つはハードウェアの標準化で、そのために我々自身が時間をかけて検討とテストを行って性能を担保し、安定したサーバー基盤を提供してきました。システムを導入する際には、コストはもちろん、本番稼働した後にどれだけ安定したサービスを提供できるかが重要だと考えています。InsTechのように、安定したITサービスの提供はグループ全体で力を入れており、我々としてもこれは譲れないところです。また、お客さまのニーズも刻々と変化し、新型コロナウイルスのように突然世の中が変わることもあり、ビジネスの変化に対して素早い判断が必要となる中、IT部門も本当に必要なニーズに対して迅速に応えられることが求められます。その点では、信頼できるパートナーの存在は重要で、事前に検証済みのAzure Stack HCIを豊富なラインナップで提供し、ハードウェアの標準化を支援してくれるデル・テクノロジーズとのパートナーシップに今後も期待したいと考えています。我々ももちろん勉強していきますが、新たな技術が次々と生まれている中で、そのすべてを把握することは困難です。今後も、デル・テクノロジーズには、継続して我々の課題に最適な提案をしてくれることはもちろん、海外の先進事例なども紹介していただいて、我々が気づけなかった潜在的な課題や将来の課題に対してもサポートしてくれることを期待しています」と太田氏は話してくれた。

      第一生命は、今後もお客さま第一の経営理念を基にInsuranceとTechnologyの両面からイノベーションを創出し、ITや最新技術を活用しながら、一生涯を支えるパートナーとして時代に合わせた商品・サービスを提供し続けていく。

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      お客様名 : 第一生命保険株式会社

      業種 : 金融業

      場所 : 日本/東京