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    お客様の事例

    株式会社チノー

    • 業務改革のIT基盤としてデル製品を全面採用 2-in-1のノートパソコンで営業担当者の機動力と業務効率を大幅アップ

      計測・制御・監視機器の製造・販売で80 年以上の歴史を誇るチノーでは、Windows 10 への移行に伴うIT 基盤の全面刷新において、業務用のパソコンとワークステーションをデル製品で一本化した。営業担当者用の端末には2-in-1 タイプの「Dell XPS 13」を採用し、セールス活動の機動力と生産性をともに向上させ、IT 投資を戦略投資へと転換させている。

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    • ビジネス課題

      Windows 10 への移行を機にIT 基盤の全面的な刷新に着手したチノーでは、それまで部門ごとにバラバラに導入してきたパソコン、ワークステーションの調達方式を改め、単一メーカーの製品で全社のパソコン、ワークステーションを標準化し、統一することにした。それに伴い、コストパフォーマンスに優れ、かつ、情報システム部門の方針である業務改革に資する製品を選り抜くことが必要になった。

    • 導入効果

      • 社内のパソコン/ワークステーションをデル製品で統一したことで、業務端末の性能が従来比で10 倍に向上。
      • 「Dell XPS 13 2-in-1」の採用により、営業担当者の社内用デスクトップと外出用ノートパソコン/タブレットを1 台に集約。
      • Dell XPS 13 2-in-1 などと併せてWD15 / DA300 を導入したことで、営業担当者や管理職者の機動力がアップし、コミュニケーションが活性化。
      • Dell XPS 13 2-in-1 の利便性と性能の高さから、2-in-1 ノートパソコンが営業担当、管理職、経営陣の「働き方改革」に欠かせない基盤に。
      • ディスクの暗号化、生体認証などをサポートしたDell XPS 13 2-in-1 により、モバイルワークでのセキュリティレベルが向上。
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        「Dell XPS 13 2-in-1 は当社にとって絶好のモバイルパソコンです。高性能で使い勝手がよく、今日のモバイルワークに必要な機能が全て詰め込まれている。営業担当者や管理職者、経営幹部など、このパソコンを貸与された全員がすぐに手離せなくなりました」

        株式会社チノー
        経営管理本部
        情報システム部 部長
        山下 卓氏

    • 東京に本社を置く計測制御監視機器の老舗、チノー。同社は、80 余年の長きわたり、温度の計測・制御・監視機器の製造・販売を中心に事業を展開し、業界を牽引してきた。今日、本社のほかに、群馬県藤岡市と埼玉県久喜市、および山形県天童市にそれぞれ工場(事業所)を構え、2020 年3 月時点で670 名強の社員を擁する。

      そうした同社では、2018 年から、社内のパソコン/ワークステーションをWindows 10 搭載機へと移行させるプロジェクトに着手し、新たに導入するパソコン/ワークステーションの全てをデル製品で一本化した。これにより、業務端末の性能を従来の10 倍以上向上させ、従業員の働き方改革や業務改革に大きく貢献しているという。

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      株式会社チノー
      経営管理本部
      情報システム部 部長
      山下 卓氏

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      株式会社チノー
      経営管理本部
      情報システム部 情報システム課 久喜グループ 主任
      星野 千賀子氏

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      株式会社チノー
      経営管理本部
      情報システム部 システム企画課 主任
      阿部 臨太郞氏

    • “温度のチノー” として計測・制御・監視機器の市場を牽引

      チノーは1936年の設立以来、計測・制御・監視の分野に特化した機器の製造・販売を手がけてきた企業だ。温度計測技術の研究開発には設立当初から力を注ぎ、「温度のチノー」と称されるほど、その技術力の高さには定評がある。そうした高信頼・高精度の計測技術を応用した同社の製品・ソリューションは、自動車から電気・電子、繊維、食品、半導体、さらには医療・製薬など、幅広い産業の企業に導入され、活用されている。

      • また、チノーでは近年、IT 領域に向けてサーバールームの漏水温湿度監視ソリューション「CISAS/V4」を開発し、サーバー室予防保全・遠隔監視の観点により、テレワーク時代の業務停止リスクを最小限とするサービスを提供しているほか、温湿度/CO2 の計測技術を使った農産業向けソリューションの提供で実績を積み上げている。さらに、新型コロナウイルス感染症などのパンデミック対策用として、卓上設置型の体表面温度チェッカー「TP-U シリーズ」や、熱画像カメラを使い、大勢の人の中から発熱の疑いがある人を効率よくスクリーニングする、体表面温度監視システム「CPA-L25TV シリーズ」なども提供し、一般の企業や野球場などのスポーツ施設/イベント施設への導入が進んでいる。

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        チノーの山下氏、星野氏、阿部氏と「CISAS/V4」。

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        「全社のパソコンとワークステーションを Windows 10 搭載機へとリプレースするのは大仕事だったのですが、機種をデル製品で統一したおかげで、 作業はすみやかに終えられました。デルのサポートも、驚くほど品質が高く真摯で、それには本当に助けられました」

        株式会社チノー
        経営管理本部
        情報システム部 情報システム課 久喜グループ 主任
        星野 千賀子氏

    • Windows 10 への移行を社内IT 改革の契機に

      以上のように、本業である計測・制御・監視の分野では、卓越した技術力によって業界をリードしてきた同社だが、「社内のIT 化やIT 活用の水準は、世の中の平均以下というのが、かつての状況でした」と、経営管理本部 情報システム部 部長の山下 卓氏は明かし、次のように続ける。

      「以前の当社は、社内IT 基盤への投資を単なる“コスト” ととらえ、事業の成長・発展に不可欠な“戦略投資” と見ていませんでした。そのため、情報共有基盤や情報セキュリティ基盤、ネットワーク基盤の整備が不十分だったほか、パソコン/ワークステーションの調達方式にも戦略性はなく、各部門が自分たちの使いたい製品を勝手に選び、導入していました。そのため、機種がバラバラで運用管理の負荷が高かったうえに、事業部門では極力安価な製品を導入しようとする意識が強く、性能・機能・信頼性など、すべての面で不十分なパソコン、ワークステーションが多かったのです」

      こうした中で、Windows 7 のサポート終了により、社内のパソコン/ワークステーションをWindows 10 搭載機へと切り替えるタイミングが訪れた。

      「このとき考えたのは、Windows 10 への移行を、情報の戦略活用や業務改革に資する基盤へと転換する、全面的な改革のチャンスととらえることでした。この考え方に経営サイドも同意し、当社では2018 年からIT 基盤の再構築に着手したのです」と、山下氏は振り返る。

      この基盤改革のプロジェクトでは、国内拠点間/事業所構内の通信回線・通信機器の冗長化・高速化をはじめ、メール/グループウェアの改良による情報共有基盤の強化、全社統合Wi-Fi 環境の構築、情報セキュリティ対策の強化などが推し進められた。それと並行して、業務改革の推進力となりうるパソコン/ワークステーションの選定を行い、結果として、社内の全パソコン/ワークステーションをデルの製品で一本化するという決定を下したのである。

    • 業務端末の性能が 10 倍に跳ね上がる

      同社がデル製品を選んだ理由はいくつかある。その1 つは、運用管理の効率化に向けて業務端末のメーカーを1 社に絞るだけではなく、導入する機種の種類も可能な限り少なく抑えたかったからだ。

      「これまで各事業部門は自由にパソコンやワークステーションを選べていたので、それらのメーカーを一社に絞り、かつ、機種も限定するとなると、社内から抵抗を受けるのは必至でした。その抵抗を跳ね返すためには、機種は同じでもスペック選択の自由度の高い製品を選ぶ必要があり、その要件にデル製品はピタリと合致していました」(山下氏)。

      今回、同社が購入したデルのパソコン/ワークステーションは合計で950 台に上る。うち、パソコンは920 台を数えるが、機種は小型デスクトップの「Dell OptiPlex 3060 Micro」「同3070 Micro」と、ノートパソコン「Dell Latitude 3590」「同3500」、さらには、2-in-1 タイプのノートパソコン「Dell XPS 13 2-in-1 9365」(以下、Dell XPS 13 2-in-1)「Dell Latitude 5300 2-in-1」の6 機種に絞り込まれている。2-in-1 タイプの2 機種は、営業担当者/サービスエンジニアと管理職者(マネジャー層)、経営陣向けに導入され、残る4機種は内勤メインの社員や製造ラインの業務用端末として導入された。

      「パソコンを6 機種に絞ったことで、社員からは予想どおり不満の声が挙がりました。しかし、デルから実機を借りて、社員に数週間試用してもらい、また、スペック選択の幅が広いことを伝えると、そうした声は一切聞こえなくなりました。この一点だけでも、デルを選んでよかったと感じています」と、チノー 情報システム部情報システム課久喜グループ 主任の星野 千賀子氏は言う。

      同氏は、今回の機種選定にかかわり、パソコン/ワークステーションのリプレースも担当したが、機種を絞り込んだことで、リプレースの作業はスムーズに進み、4 カ月程度で本社と3 カ所の工場、日本全国の営業所で使われていた約800 台のパソコン/ワークステーションのリプレースを完了させたという。

      「このリプレースによる効果の1 つは、当社における業務端末の性能が従来の10 倍以上跳ね上がったことです。しかも、デスクトップも含めて今回導入したデルのパソコンは全てが持ち運びの可能な製品です。そのため、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)が流行した際も、業務的にテレワーク可能な社員の80%以上に在宅勤務を実施させることができました」と、山下氏は語る。

      同氏によれば、在宅勤務を含むテレワークの推進は、IT 基盤刷新における目標の1 つとして、コロナの流行以前から掲げていたものであるという。その取り組みとデル製品の採用が、結果的に、コロナ禍という緊急事態へのスピーディで適切な対応につながったと、山下氏は説明を加える。

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      チノー本社のショウケース

    • Dell XPS 13 2-in-1 で進む業務改革

      デルの製品は、業務端末の性能を従来の10 倍に高めつつ、パソコン/ワークステーションの調達費用を予算以内に抑えるという効果も生んでいる。

      「この効果が生まれた要因は大きく2 つあります。1 つはデル製品のコストパフォーマンスが非常に高いこと。そしてもう1 つは、Dell XPS 13 2-in-1 の採用によって営業担当者が使う端末の台数を大きく減らせたことです」と、山下氏は説明する。

      同氏によれば、チノーの営業担当者は従来、オフィスワーク用にデスクトップを使い、モバイルワーク用にノートパソコンとタブレットを使うという“3 台持ち” の状態だった。それが、デスクトップとしても、タブレットとしても快適に使えるDell XPS 13 2-in-1 を導入したことで、営業担当者が使う3 台の端末を1 台に集約することが可能になったという。

      また、Dell XPS 13 2-in-1 の導入効果は端末数の削減だけにとどまらないと、山下氏は次のように話す。

      「Dell XPS 13 2-in-1 をデルから紹介されたときの衝撃をよく覚えています。この製品は実に先進的なノートパソコンで、これならば、営業担当者などの働き方を大きく変えられると強く感じました。実際、この製品を貸与された営業担当者や管理職者、経営陣は、それぞれの働き方をより効率的で快適なものへと変化させ、もはや後戻りができない状態になっています」(山下氏)。

      例えば、チノーでは今回、デルのパソコン/ワークステーションの導入と併せて、デルのモニター「P2419H」を導入し、オフィスでのマルチモニター環境を整えた。また、Dell XPS 13 2-in-1 を使う社員用として、同製品の導入台数(325 台)と同じ数のドッキングステーション「Dell Dock WD15」とUSB-C モバイルアダプタ「DA300」も導入した。

      「これにより、営業担当者は、Dell XPS 13 2-in-1 を使いながら、フリーアドレス、マルチモニター環境下で効率的に仕事がこなせていますし、外出時もオフィスワークで使うのと同じパソコンを使って、お客様先での販促プレゼンテーション/製品保守・診断などの業務が行えるようになっています。しかも、Dell XPS 13 2-in-1 の性能は、これまで営業担当者が使ってきたパソコンやタブレットに比べて格段に上です。その点でも、営業担当者の働きやすさと業務効率は大きく向上していると言えます」と、山下氏は語る。

      この言葉を受けたかたちで、情報システム部システム企画課 主任の阿部 臨太郞氏はDA300 活用の効果について次のような説明を付け加える。

      「製品の保守・診断時には、当然、お客様のサイトにある当社の製品とDell XPS 13 2-in-1 を接続しなければなりません。このときにDA300 が手元にあると、ネットワーク接続をはじめ、さまざまなタイプのポートを介して当社製品とDell XPS 13 2-in-1 との接続が簡単に確立できます。営業の現場では、その便利さも高く評価されています」

      また、情報システム部では、IT 基盤改革によって構築した全社統合Wi-Fi 環境へ自動的に接続するための仕組みもDell XPS 13 2-in-1 に組み込んだ。これにより、Dell XPS 13 2-in-1 を使う経営陣や管理職者等拠点をまたがって業務を行う社員は、全ての拠点をフリーアドレスのワークスペースとして活用することが容易になった。

      「加えて、Dell XPS 13 2-in-1 はカメラ・マイク等を標準で備えていますので、営業担当者や経営陣、管理職者は、『Zoom』などを使ったビデオ会議を、いつでも、どこにいても簡単に行えるようになりました。結果として、社内間のみならず社内とお客様・お取引先様においてのコミュニケーション力が大幅にアップしています。さらに、Dell XPS 13 2-in-1 は、内蔵ストレージの暗号化や生体認証(顔認証/指紋認証)など、モバイルワーク、ないしはテレワークに必須とされる端末のセキュリティ機能を完璧にサポートしています。ゆえに、この製品の導入は、モバイルワーク/テレワークのセキュリティ強化にもつながっています」(山下氏)。

    • 手間いらずのデル製品の採用で本業への集中度を高めていく

      チノーでは、社内のパソコン/ワークステーションをデル製品でほぼ統一し、2018 年から取り組んできた社内IT 基盤改革のプロジェクトを予定どおり完遂させた。今後、情報システム部では、今回構築した社内IT基盤をテコにしながら、本業の強化や営業力拡大のサポートに一層多くの力を注ぎ込む計画だ。

      「新たに構築した社内IT 基盤では、実は、パソコンやワークステーションだけではなく、サーバーの基盤にも、デル製品を全面的に採用しています。情報システム部にとってのデル製品の最大の魅力は、さまざまな点で“手間がかからないこと” です。製品故障がほぼ無いので、その対応に追われるケースが非常に少ないですし、万が一故障が発生しても、デルがバックアップしてくれるので安心です。また、現場の要求を満たす性能・機能を実現する手間も、デルの製品を使えば最小限で済みます。ゆえに、デル製品を使っていれば、情報システム部はIT による本業の強化・発展に集中する時間が多くとれます。これからは、そうしたデル製品の利点を、自社製品・ソリューションの研究開発のスピードアップや生産活動・営業活動のデジタルトランスフォーメーションの推進に活かしていくつもりです」(山下氏)。

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      お客様名 : 株式会社チノー

      業種 : 製造

      場所 : 日本/東京