デル・テクノロジーズ導入事例: ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEOがDell Precisionワークステーションを導入し、新感覚のデジタル映像体験を提供

2021年12⽉3⽇
デル・テクノロジーズ株式会社

デル・テクノロジーズ導入事例:
ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEODell Precisionワークステーションを導入し、
新感覚のデジタル映像体験を提供

―高性能・高信頼のDell Precisionワークステーションが、
没入感の高い高品質でインタラクティブな映像コンテンツの安定稼働を支援―

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm)は、新感覚の体験型ミュージアム「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO(以下、ZUKAN MUSEUM GINZA)」が、Dell Precisionワークステーションを採用し、同施設における新感覚デジタル映像体験を実現した導入事例を発表しました。

ZUKAN MUSEUM GINZAは、2021年7月16日に東京・東急プラザ銀座に開業した体験型デジタルミュージアムです。ワークステーションやPC、サーバーなどのコンピュータで制御された4K~6K品質のプロジェクションマッピングとサラウンド音響、照明などによってリアルとバーチャルが融合した“仮想図鑑”を演出しています。来場者はその図鑑の中に入り込む感覚でさまざまな“生き物”と出会い、記録して、それぞれの生態を学ぶことができます。このリアルとバーチャルが融合した、かつてない体験が人気を博し、開業から7万人の来館を記録しています。

ZUKAN MUSEUM GINZAでは、複数台のプロジェクターに対する出力用の機器としてデル・テクノロジーズのタワー型ワークステーション「Dell Precision 7920 Tower」を採用し、没入感の高いインタラクティブな映像コンテンツの安定稼働を実現しています。

ZUKAN MUSEUM GINZAでは、高度なプロジェクションマッピングによる映像演出に50台以上のプロジェクターを使用しています。ミュージアムの館内は、デジタル図鑑の入り口となる「スタートエリア」と、さまざまな生き物との出会いの場である「アントビューゾーン」、「ウォーターフォールゾーン」、「ディープフォレストゾーン」、「アンダーウォーターゾーン」、「ワイルドフィールドゾーン」の5つのゾーンから構成されています。なかでもアントビューゾーンでは最大6台、スタートエリアでは5台のプロジェクターを使用することで没入感の高い体験を実現しています。このスタートエリアとアントビューゾーンの演出を支える映像出力用の機器として「Dell Precision 7920 Tower」が活用されています。最大6台のプロジェクターに対して4K~6K映像をキャリブレートしながら出力するためには高性能のGPU カードを2枚必要とし、CPUの性能も2枚のGPUカードの処理に耐えられるものでなければなりません。加えて、ZUKAN MUSEUM GINZAの映像出力機はインタラクションの信号をリアルタイムに処理することが求められ、そのためのライブインプットカードが内蔵できることも重要な要件の1つでした。

また、映像コンテンツを制作する場として、実際の館内を模したモックアップを東急プラザ銀座とは別の場所に設置し、6カ月間にわたり映像演出の調整・検証を重ねていました。そこでは、本番で使用するものと同スペックの検証機が必要とされるため、検証機の貸し出しに柔軟に応じられるサポート体制と、期日どおりに本番機が納入できる製品供給能力の高いメーカーの製品を選ぶ必要がありました。

こうした要件を満たしていたことから、ZUKAN MUSEUM GINZAは、「Dell Precision 7920 Tower」の採用を決定しました。

ZUKAN MUSEUM GINZAの開業以来、2台の「Dell Precision 7920 Tower」は期待どおりの処理性能と信頼性を発揮し、1日9時間 × 3カ月以上(およそ100日間)の使用をノンストップで続けてもハードウェアに起因するトラブルは一度も引き起こしていません。

導入効果

  • 高性能・高信頼の「Dell Precision 7920 Tower」の採用で、没入感の高い4K~6K品質のインタラクティブなプロジェクションマッピングの安定稼働を実現
  • ZUKAN MUSEUM GINZA の開業から“1日9時間×100日”の連続稼働において「Dell Precision 7920 Tower」の故障発生はゼロ件。システム運用管理の負荷軽減に貢献
  • 検証機の貸し出しに対するデル・テクノロジーズの柔軟で迅速な対応により、実際の館内を模したモックアップ(検証設備)による6カ月間の映像表現・システムの検証を大きなトラブルもなく完遂
  • 「Dell Precision 7920 Tower」の高い性能と信頼性によって1台のワークステーションで高度な映像コンテンツの安定運用が可能となり、システム基盤の経済性を高いレベルで確保

ZUKAN MUSEUM GINZAでは当面の間、映像コンテンツなどの改訂を行う予定はありませんが、将来的にコンテンツのバージョンアップを行う計画を立てています。また、「Dell Precision 7920 Tower」の使用を継続する予定に加え、館内に配備したすべての映像出力用PCをデルの製品で統一し、全体の可用性を高めることも視野に入れています。ZUKAN MUSEUM GINZAの導入事例の全文は、こちらをご参照ください。

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*1 IDC Quarterly Workstation Tracker、2019年第4四半期版(出荷台数)に基づきます。

■デル・テクノロジーズについて
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■記載内容は、2021年12月3日時点のものです。