TechTarget、「PowerStore」を「2022 Storage Product of the Year」（2022年優秀ストレージ製品）に選出
ブログ原稿 https://www.dell.com/en-us/blog/its-a-three-peat-for-powerstore/#tab0=0
筆者：Ben Jastrab | 2023年2月14日
「Dell PowerStore」の継続的なイノベーションに対して、市場の評価はとどまることを知りません。このたびTechTargetが発表した「2022 Storage Products of the Year Awards」において、デル・テクノロジーズがアワードを受賞しました。「PowerStore」は、同賞のディスクおよびディスク サブシステムのカテゴリーにおいて、3年連続で優秀エンタープライズ ストレージ製品の1つに選出されるとともに、ランキングがブロンズからシルバーにランクアップしました。この連続受賞は、「PowerStore」が重要な設計目標の1つである「プラットフォームを常に最先端の状態に保つ」ことを実現しているからでしょう。
「PowerStore」は、市場において非常に短い期間で、驚くべき勢いで浸透しています。数多くの大手企業が「PowerStore」を採用し、各業界のFortune 500企業の90%以上が導入しています。また、中堅・中小企業においてもこの勢いは例外ではなく、世界90カ国における出荷実績は16,000台を超えました(*¹)。「PowerStore」の成功は、そのシンプルさ、自己最適化を伴ったスケールアップ／スケールアウト設計、オールNVMeパフォーマンス、プログラマブル アーキテクチャー、「Future Proof」プログラムの提供など、独自の利点の組み合わせにより、オールフラッシュの最新ストレージで多様な顧客ポートフォリオに対応していると言えるでしょう。
「これは単なるうわべの話だけではなく、真の大きな飛躍となるアップグレードです」 － TechTarget年間優秀製品審査員の評価
大きなインパクトを与えてきたリリースの歴史
「PowerStore」は、柔軟なコンテナベースのアーキテクチャーを基盤に、リリースごとに急速な進化を重ね、大きな新しい価値とイノベーションをもたらします。これらの新機能は、既存のお客様の運用環境に影響を与えることなく、追加料金なしで提供されます。TechTargetが今回の受賞発表で指摘しているように、最新の「PowerStore」は、単なる「点」となるリリースにとどまるものではありません。昨年発表した「PowerStoreOS 3.0」は、2020年の最初のリリースにおける内容を超える120もの新しいソフトウェア機能を提供しました。
「PowerStoreOS 3.0」の機能強化のハイライトは、以下のとおりです。
VMwareとの連携を拡張：「PowerStore Manager GUI」のエンド ツー エンドの可視性により、ユーザーはスナップショットやレプリケーションなど、仮想マシン（VM）レベルの「PowerStore」サービスのプロビジョニングをvSphereから直接実行できます。
データの保護およびモビリティの拡張：ネイティブ ファイル、vVols、Metroエリア同期レプリケーションの追加により、あらゆるワークロード（ブロック、vVols、ファイル）を「PowerStore」環境内で完全に保護することができます。
より強靭なサイバーセキュリティー：ハードウェア実装にて行われるHardware Root of Trust（HWRoT）によってマルウェアによる改ざんからの保護、サードパーティーのキーマネージャーのサポート、エンド ツー エンドのFIPS 140-2コンプライアンス、CEPA対応のランサムウェア検出機能などを提供します。
エンタープライズ ファイルの強化：レプリケーションやファイル パフォーマンスの向上といったエンタープライズ ファイルの強化に加え、VMwareファイルのサポート、またファイル レベルのリテンション／WORMやサードパーティーによる監視などの新しいセキュリティー機能が追加されています。
お客様の信頼が最大の成功の証
ビジネス ニーズとともに進化し、長期にわたりITの根本的な簡素化を実現するという「PowerStore」の目的をお客様が理解し、信頼を寄せていただいています。デル・テクノロジーズは、お客様の優先事項を新機能として追加していくことで、この目的を達成します。
以下に、お客様の声から一部を紹介します。
「VMwareの統合は、大きな成功であると言えます。このアレイは、NFSでのVM実行を自動で自己調整するだけでなく、ネイティブなVMwareメトロ機能を提供します…本当に管理が簡単なアレイです」。 – John Lochausen氏／World Wide Technology社ソリューション アーキテクト
「新しいネイティブ レプリケーション セットアップは、完璧な機能です。 他の製品にもこれと同じUIがあればと思わずにいられません」。 – Ulrich Betzler氏、KIT社ストレージ アーキテクト
「PowerStoreのおかげで、データに対する考え方が広がりました。その鍵になるのは自動化、それにCI/CDタイプのワークフローやKubernetesのようなツールとやり取りできるインターフェイスです」。 – James Lowey氏／TGEN（米国の遺伝子研究センター）
「PowerStore のオンプレミス実装は、すべてのエンタープライズ アプリケーションとクラウドで複製されたファイル システムに比類のないパフォーマンスを提供します。 また、災害復旧計画のバックボーンでもあります」。 – Tim Hindley氏、DOWL社ITオペレーション マネージャー
まだ始まったばかり
「Dell PowerStore」が、最初のリリースからまだ3年も経っていないとは、とても思えません。イノベーションに対するデル・テクノロジーズのコミットメントは、「PowerStore」の驚異的な進化を後押ししましたが、これらのすべてを実現できたのも、数多くのすばらしいお客様のおかげです。デル・テクノロジーズは、2023年、さらにその先も進化し続けていきます ―― 5月の『Dell Technologies World』では、「PowerStore」の数々の最新のイノベーションを紹介できることを楽しみにしています。現地で、またオンラインで、ぜひ数々のPowerStoreセッションをご覧ください。皆様にお会いできることを楽しみにしています。
*1. 出典：「2022 Fortune 500」ランキング。「PowerStore」ブッキング レポート