デル テクノロジーズ、業界初となるストレージのイノベーションを実現 「Dell EMC PowerMax」で卓越したパフォーマンスと マルチクラウドの柔軟性を提供

2019年10月10日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

デル テクノロジーズ、業界初となるストレージのイノベーションを実現 Dell EMC PowerMax」で卓越したパフォーマンスと

マルチクラウドの柔軟性を提供

「Dell EMC PowerMax」がストレージにおけるリーダーシップをさらに広げ、

クラウド、自動化、次世代ワークロードの最適化に対する

喫緊のITニーズに応えるソリューションを提供

ニュースの概要

  • 「Dell EMC PowerMax」が、最大のパフォーマンスを提供しながらさまざまなボトルネックを排除できるように構築され、真の永続ストレージとしてデュアルポートのインテル® Optane™ SSDを基盤にしたSCM(ストレージ クラス メモリー)を提供する、市場で初めてのストレージ システムを提供
  • 「PowerMax」がNVMe over Fabric(NVMe-oF)を搭載 - リソース集中型のアプリケーションで低いレイテンシーと大幅に向上したレスポンス タイムを実現
  • 自動化に対する業界ニーズの高まりに応える新たなVMware、Ansible、Kubernetesの統合により、複雑なインフラストラクチャーを簡単に管理するとともに、Infrastructure as Code(IaC)でDevOpsサイクルをサポートすることが可能
  • 「Dell Technologies Cloud Validated Designs for Dell EMC PowerMax」が、ハイブリッド クラウド環境を構築しているお客様に、これまで以上の効率性と柔軟性を提供

20191010

デル テクノロジーズの日本における事業を展開する二社である、デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、URL:https://www.dellemc.com/ja-jp/ ):(代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル テクノロジーズ)は、「Dell EMC PowerMax」の大幅な機能アップデートを発表しました。これにより、将来にわたり最も重要なアプリケーションで、クラス最高のパフォーマンスを実現するための次世代テクノロジーを提供します。

2018年のリリース以来、「PowerMax」は、大手銀行やクラウド サービス プロバイダー、医療サービス企業を含め、あらゆる業種を通じてハイエンド ストレージのユーザー企業をサポートし、低レイテンシーが鍵になるとともに最大限のレジリエンシー(回復性)が非常に重要で、最も高い要件が求められるアプリケーションをサポートします。IDC社の調査によれば、Dell EMCは、ハイエンド ストレージ市場における市場シェアが最も近い競合他社の3倍近い43.9%を誇ります(*1)

業界初「PowerMax」、永続ストレージとしてデュアル ポートSCM SSDを提供

「PowerMax」は、市場で初めてデュアルポートのインテル® Optane™ SSDを実装するとともに、永続ストレージとしてSCM(ストレージ クラス メモリー)を使用しています。デルとIntel社の共同開発によるデュアルポートのインテル® Optane™ SSDは、数十年に及ぶ両社のパートナーシップを背景にした最新のイノベーションの成果です。

また、デル テクノロジーズは、すべての「PowerMax」アレイでNVMe-oFが利用可能になったことも発表しました。これにより、真のエンド ツー エンドのNVMeを通じて、今日のモダン エンタープライズに不可欠なパフォーマンスと低レイテンシーを提供します。

「PowerMax」におけるエンド ツー エンドのNVMeのサポートは、新たに適合性の検証が完了した「PowerMax」32Gb FC I/Oモジュール、「Connectrix」32Gbスイッチ、ダイレクター、NVMe 32Gbホスト アダプターと「Dell EMC PowerPath」マルチパス ソフトウェアによって実現しました。優れたレジリエンシーと移行支援機能を持つ「Dell EMC PowerPath」は、NVMe-oFをフルサポートする初めてのエンタープライズ クラスSANマルチパス ソフトウェアです(*2)

「PowerMax」ならではのユニークなエンド ツー エンドのスケールアウトNVMeアーキテクチャー、また業界で初めてSCMを使用したことで、これまで以上に高速で効率的なストレージ システムとして、以下のような強化したパフォーマンスを提供します。

  • 最大1,500 IOPS(*3)
  • 最大350GB/秒の帯域幅(*4)
  • 最高で50%優れたレスポンスタイム(*5)
  • サブ100ミリ秒の読取りレスポンスタイム(*6)

「PowerMax」に内蔵のマシン ラーニング エンジンは、予測分析とパターン認識を活用して、IOプロファイルに基づいてデータを適切なメディア タイプに格納します(SCMまたはフラッシュ)。「PowerMax」は、4,000万データセットに対する分析と予測をリアルタイムに実行し、1日あたり60億の意思決定をサポートしており(*7)、最小のコストで最大のパフォーマンスと大幅な時間短縮を実現します。

オペレーションの合理化とアプリケーション開発のスピードアップを実現

「PowerMax」は、インフラストラクチャーのオペレーションとDevOpsワークフローを簡単に自動化できるようになりました。企業は、「PowerMax」ストレージを、構成管理およびコンテナ化したワークロードを含むアプリケーション展開に活用できます。また、「PowerMax」の自動化インフラストラクチャー プロビジョニングと管理タスクによって、俊敏で効率的なITオペレーションが可能になります。

  • 「VMware vRealize Orchestrator(vRO)」プラグイン - 「VMware Solutions Exchange」で利用することができ、プロビジョニング、データ保護、ホスト オペレーションを含むエンド ツー エンドの自動化ルーチンを開発することができます。また、「VMware vRealize Automation」プラットフォームでこれらの自動化ルーチンをセルフサービス カタログのアイテムとして提供することも可能です。
  • 構築済みの「Ansible」モジュール -ストレージのプロビジョニング、スナップショット、データ管理ワークフローのプレイブックを活用して、一貫性のある自動化オペレーションを実現できます。これらのモジュールは現在GitHubで提供中です。
  • 新しいCSI(コンテナ ストレージ インターフェイス)プラグイン - 「PowerMax」のプロビジョニングを実行するとともに、Kubernetesで実行しているストレージのワークロードを管理できます。GitHubで提供中のこのプラグインによって、「PowerMax」の妥協のないパフォーマンスと世界クラスのデータ サービスを、現在増えてきているマイクロサービス ベース アーキテクチャーで構築されているアプリケーションにまで拡張することが可能になります。

 

PowerMax」がクラウドの柔軟性を提供

「PowerMax」をさまざまな形で自社のマルチクラウド戦略に取り込むことができます。いずれの場合も、「PowerMax」はハイブリッド クラウド環境の俊敏性とともに、世界クラスの可用性、柔軟性、セキュリティー、パフォーマンスを提供します。

リリースされたばかりの「Dell Technologies Cloud Validated Designs for Dell EMC PowerMax」では、自社独自のハイブリッド クラウド インフラストラクチャーを構築する一方で、特別な容量要求に対するスケーリングや統合データ保護などの高度な機能をはじめ、固有の要件がある外部ストレージのワークロードに対して柔軟にデプロイすることもできます。

「PowerMax」および「Dell EMC Unity XT」は、ワークロード ドメイン内のプライマリー ストレージとして、従来のNFS(Network File System)プロトコルのサポートに加えて、Fibre Channelを通じて「VMware Cloud Foundation」環境で検証された最初のストレージアレイです。

 

価格と提供について

■価格および提供開始時期:

NVMe-oF、デュアルポートのインテル® Optane™ SSD搭載の「Dell EMC PowerMax」:38,000,000円~(税別)。2019年10月10日より提供開始です。「Dell Technologies Cloud Validated Designs for Dell EMC PowerMax」、本リリースで言及したプラグインは、現在すでに提供開始しています。

■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。

■写真:「Dell EMC PowerMax」:
https://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/dellemc_powermax2000_ff_bk.jpg

*1「IDC WW Quarterly Enterprise Storage Systems Tracker, 2019Q2」、2019年9月5日 - ベンダー収益

*2  PowerPath NVMe-oF vs. 主要な競合アレイに対するDell EMC社内分析に基づく(2019年9月)

*3  PowerMax 8000アレイの1秒あたりランダム読取り処理最大IO(単一アレイ、2フロアタイル)に対するDell EMC社内分析に基づく(2019年7月)。実際のパフォーマンスは変動します。

*4  PowerMax 8000の1秒あたりランダム読取り処理(64K IO)最大GB(単一アレイ)の公開済み帯域幅に対するDell EMC社内分析に基づく(2019年7月)。実際のパフォーマンスは変動します。

*5  SASフラッシュ ドライブ搭載の VMAX 950Fに対してPowerMax 8000 SCMを比較したランダム読取り処理(8K IO)ベンチマーク テストを使用したデル社内テストに基づく(2019年7月)。実際のレスポンスタイムは変動します。

*6  PowerMax 8000のランダム読取り処理(8K IO)に対するDell EMC社内分析に基づく(2019年7月)

*7  容量200TBのPowerMax 2000/8000に対するDell EMC社内分析に基づく(2019年7月)

# # #

 デル テクノロジーズについて

デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革するのを支援する独特なビジネス ファミリーです。同社は、エッジからコア、クラウドまでを網羅した業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

# # #

© Copyright 2019 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.

Dell, EMC, 及びDell, EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

About the Author: Dell Technologies