Dell EMC、世界シェアNo.1の信頼と実績を誇る第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバを発表

2017年7月13日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

Dell EMC、世界シェアNo.1の信頼と実績を誇る

14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバを発表

最新テクノロジーで多様なワークロードに対応。インテリジェントなオートメーションと統合されたセキュリティにより、ビジネス変革を推進するプラットフォームを提供

 

ニュースの概要

  • 最新のテクノロジーを凝縮し、拡張性に富んだアーキテクチャが、最大12倍のIOPSを提供1し、様々な最先端アプリケーションに対応。
  • インテリジェントなオートメーション機能により、ビジネス変革を推進。大幅に強化された管理プロセッサー「Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC9)」は最大4倍のパフォーマンスを提供、進化したモバイルデバイス ベースのサーバ管理「QuickSync 2」によって30%少ない手順で「iDRAC」のセットアップを実現2
  • 増大する様々な脅威に対する、高い耐性を発揮する構造と、統合されたセキュリティ機能が、ライフサイクル全体においてエンドツーエンドのセキュリティ保護を実現。

2017年7月13日、東京発:
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ )は、本日、あらゆる規模の企業におけるITトランスフォーメーションを推進するために、世界シェアNo.13の信頼と実績を誇るサーバ ポートフォリオの最新製品を発表しました。今年5月に開催した『Dell EMC World 2017』でプレビューを行った第14世代「Dell EMC PowerEdge(パワーエッジ)」サーバ ポートフォリオは、Intel® Xeon® スケーラブル プロセッサーを搭載し、従来のアプリケーションと、クラウド ネイティブの新たなアプリケーションの両方に、拡張性に富み、自動化された、安全なコンピューティング プラットフォームを提供します。

Dell EMCの委託により実施された「ESG 2017 IT Transformation Maturity Curve」(ITトランスフォーメーション成熟度調査)では、ITトランスフォーメーションの最先端を行く企業は、ITを企業の差別化要因として捉える傾向が、そうではない企業と比べて7倍高いことが明らかになっています。ITトランスフォーメーション実現のためには、セキュアな環境で優れた効率性を発揮しながら、新しいビジネスモデルを実現し、イノベーションを推進できるモダン インフラストラクチャをIT基盤として確立することが最重要事項となっています。

スケーラブルなアーキテクチャ、インテリジェントなオートメーション機能、統合されたセキュリティ環境を提供する第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバ ポートフォリオは、ITトランスフォーメーションを加速し、イノベーションをさらに推進するためのモダン インフラストラクチャに求められる要素をすべて包含しています。

14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバの概要

最新のテクノロジーを実装し、あらゆるワークロードに柔軟に対応

第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバにより、企業はソフトウェア デファインド データセンターの既存ワークロードと、クラウド ネイティブなワークロードの両方をサポートすることが可能になり、変化するビジネス ニーズに柔軟に応えることが可能になります。さらに、NVM Express(NVMe)をはじめとする様々な最新テクノロジーを包含し、ソフトウェア デファインド ストレージとハイパーコンバージド インフラストラクチャのための共通基盤として最適なコンピューティング環境を構築することが可能となります。第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバに実装された代表的なテクノロジーは以下となります。

  • データベース パフォーマンスの向上と低いレイテンシ - VMware vSANクラスタで、データベースを使用する際に最大12倍のIOPS1と、98%のレイテンシの短縮を実現4
  • 仮想マシンVMの高速かつシームレスなライブマイグレーション - 25GbE、RDMA(Remote Direct Memory Access)環境でCPU負荷を最大75%軽減しながら、最大58%高速な仮想マシンの移行を実現5
  • ストレージ パフォーマンスの高速化 - 最大6倍のNVMeドライブ、最大5倍のトータルフラッシュ ストレージ、30%多いI/Oスロット、25%の密度改善によって、アプリケーション パフォーマンスを最大化6

インテリジェントなオートメーションによりコストを削減し、デジタルトランスフォーメーションを加速
第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバのインテリジェントなオートメーション機能により、IT部門は顧客へのサービスの品質を改善し、ビジネスをけん引するための業務に集中できるようになります。RESTful APIをサポートする「OpenManage Enterprise」は、デプロイ、アップデート、モニタリング、メンテナンスを自動化します。パワフルになった「OpenManage Enterprise」管理コンソールはこれまでにない、次のようなサービスを実現します。

  • 容易なサーバ ライフサイクル管理 -使いやすいユーザーインターフェイス、最大4倍のパフォーマンス向上など進化した「iDRAC9」が、サーバの導入から廃棄、再利用までのライフサイクル管理を容易にし、モバイルデバイスベースのサーバ管理「QuickSync 2」によって30%短い時間で「iDRAC」のセットアップを実現2
  • PowerEdge」サーバの問題解決を最大90%高速化 -専任のテクニカルアカウントマネージャーがお客様を支援する「ProSupport Plus」と、障害検知と自動通知を行う「SupportAssist」を組み合わせることで、障害の解決時間を短縮するだけでなく、障害の発生そのものを減らし、サーバ運用にかかるコスト削減に寄与7

ITライフサイクル全体をサポートする、統合されたセキュリティ機能を搭載

増大するセキュリティリスクに対処するために、コンピューティング環境が統合されたセキュリティの能力を持つことは重要です。第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバでは、セキュリティの脅威に対する高い耐障害性を備えたアーキテクチャが「PowerEdge」サーバの保護、リスクの検出、障害からの復旧、サーバの廃棄までサポートします。

  • Secure Boot」(セキュア ブート)機能 - エンドツーエンドのサーバ安全性を確保するとともにデータセンター全体のセキュリティを強化します。強固な信頼性を提供するIntel Boot Guard」テクノロジーがシステム起動時にPowerEdge BIOSイメージの信頼性を検証し、Dell EMCによって提供された有効な署名済みイメージと一致する場合にのみ起動。
  • System Lockdownシステム ロックダウン機能 -あらゆるシステム構成を、悪意ある変更や意図しない変更から保護し、システム変更があった場合にはユーザーにアラートを通知。
  • System Eraseシステム消去機能 - 「Instant Secure Erase」機能を拡張し、ドライブが盗難に遭った場合や不適切に再利用された場合、また障害のため別のドライブに交換された場合などに、セキュリティのため暗号化されているドライブ上の全データを数秒で完全に消去。

 

Intel社とのコラボレーションにより、最新のIntel® Xeon® スケーラブル プロセッサーを搭載

第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバは、Intel® Xeon® スケーラブル プロセッサーを搭載しています。CPUコアが27%増、メモリ帯域幅が50%6となっている第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバによって、企業は基幹業務アプリケーションとワークロードのパフォーマンスを加速させることが可能になります。

  • Dell EMC PowerEdge R640 - 1U/2ソケット プラットフォームで、高密度なスケールアウト データセンター コンピューティングとストレージの最適な組み合わせを提供します。
  • Dell EMC PowerEdge R740 - 厳しい要件が求められる環境をサポートし、ストレージ、I/O、アプリケーション アクセラレーションの最適なバランスを実現するとともに、2U/2Sプラットフォームで卓越した構成の柔軟性を提供します。R740」は、サーバあたり最大50%多くのVDIユーザー8、またHadoopアナリティクスのサポート向けに50%多くのGPUアクセラレータをサポートします9
  • Dell EMC PowerEdge R740xd - 2U/2Sプラットフォームで、ソフトウェア デファインド ストレージなどのアプリケーションやクラウド サービス プロバイダが求める多様な要件、Hadoopユーザー/ビッグデータ ユーザー、コロケーション ホスティングをサポートするために、クラス最高のストレージ パフォーマンスと密度を提供します。
  • Dell EMC PowerEdge R940 - 3U/ 4Sプラットフォームで、ERP(エンタープライズ リソース プランニング)やeコマース、超大規模データベースなど、非常に高い要件とミッション クリティカルなワークロードをサポートします。
  • Dell EMC PowerEdge M640」および「FC640 -高密度でハイパフォーマンスを提供する独自のモジュラー型サーバ。ブレードおよびモジュール プラットフォームで卓越したスケーラビリティを実現します。
  • Dell EMC PowerEdge C6420 - ハイパフォーマンス コンピューティングに最適なモジュラー型の2U/8Sプラットフォームで、ユニットあたり最高の密度、スケーラビリティ、電力効率を実現します。

14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバはDell EMCソリューションの中核へ

「PowerEdge」サーバは、ストレージとデータセンター アプライアンス、ハイパーコンバージド アプライアンスとラック、ハイブリッド クラウド プラットフォーム、Ready Nodes、バンドル、その他のDell EMCソリューションの基盤として利用されます。このことは、単にハードウェアでソフトウェアを実行するといった単純なものではなく、より深いレベルでの統合です。幅広いポートフォリオを有するDell EMCは、ソフトウェアの経験と知見を「PowerEdge」サーバと結び付け、パフォーマンスを最適化し、深いレベルで最大のパフォーマンスが発揮されるよう検証を行います。

第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバは、「VxRail(ヴィエックスレール)」、「VxRack(ヴィエックスラック)」、「XCシリーズ」、「vSAN Ready Nodes(ヴィサン レディノード)」、「ScaleIO Ready Nodes(スケールアイオー レディノード)」、「IsilonSD Edge(アイシロンエスディー エッジ)」、「Elastic Cloud Storage(エラスティック クラウド ストレージ)」など、Dell EMCソリューションが実装される基盤サーバとなり、さらに、「Data Domain Appliance(データドメイン アプライアンス)」、「CloudArray(クラウドアレイ)」、「Ready Bundles(レディ バンドル)」、「Ready Systems(レディ システム)」、 「Dell EMC Enterprise Hybrid Cloud(エンタープライズ ハイブリッド クラウド)」、 「Dell EMC Native Hybrid Cloud(ネイティブ ハイブリッド クラウド)」、「Dell EMC Cloud for Microsoft Azure Stack」など多くの新しいDell EMCソリューションもサポートします。

 

価格と提供について

■標準価格(税別):Dell EMC PowerEdge R940 1,685,600~、R740 719,000~、

R740xd 769,900~、R640 701,900~、C6420 286,500~

■提供開始時期

  • Dell EMC PowerEdge R940」、「R740」、「R740xd」、「R640」、「C6420」: 全世界で提供開始済み
  • Dell EMC PowerEdge FC640」および「M640」: 2017年下半期に提供開始予定
  • Dell EMC OEM導入企業: 第14世代「PowerEdge」プラットフォームはOEMユーザーからのフィードバックに基づく機能とともに最先端のテクノロジーを提供し、最適化したライフサイクルおよび容易な移行環境とともに優れた柔軟性、幅広い選択肢、スケーラビリティを提供します。詳細はhttps://www.dell.com/ja-jp/work/learn/oem-industry-solutions をご覧ください。

■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。

1 Dell EMCの委託によりPrincipled Technologies社がテストを実施「Faster, more powerful handling of database workloads, June 2017」: DVDStore2ベンチマークを使用して、HDDベースの「EqualLogic」共有ストレージおよび「R720」サーバの構成と2ノードvSAN クラスタで内蔵NVMeおよびSAS SSDディスクの「R740xd」サーバ構成とを比較。実際のパフォーマンスはコンフィギュレーション、利用状況、製造時のばらつきにより変動します。詳細: http://facts.pt/7PjXq2

2 Dell EMCの委託によりPrincipled Technologies社が、IPアドレスの変更に要する手順と時間をテストし文書化:「Quick Sync 2」とLCDパネル使用時を比較。詳細:http://facts.pt/YaZXCm

3 IDC社は、世界サーバ市場において複数ベンダー間で売上または出荷のシェアに1%以下の差がある場合、統計的には差がないとしています。出荷台数に基づく。「IDC Quarterly Server Tracker」からのデータ(2017年第1四半期)。

4 Dell EMCの委託によりPrincipled Technologies社がテストを実施「Faster, more powerful handling of database workloads, June 2017」: DVDStore2ベンチマークを使用して、HDDベースの「EqualLogic」共有ストレージおよび「R720」サーバの構成と2ノードvSAN クラスタで内蔵NVMeおよびSAS SSDディスクの「R740xd」サーバ構成とを比較。実際のパフォーマンスはコンフィギュレーション、利用状況、製造時のばらつきにより変動します。詳細: http://facts.pt/7PjXq2

5 Dell EMC の委託によりCavium/QLogic®がWindows Server 2016環境で「R740xd」サーバをテスト: iWARP RDMAアクセラレーションによる仮想マシン対標準TCP/IPの移行時間の短縮を計測。実際のパフォーマンスはコンフィギュレーション、利用状況、製造時のばらつきにより変動します。

6 Dellの委託によるPrincipled Technologies社のテストレポート「Dell ProSupport PlusおよびSupport Assistによるサーバ問題解消」(2015年9月)に基づく。詳細: http://facts.pt/1P56lW0

7 Dell EMC社内分析に基づく(2017年4月)

8 Dell EMCエンジニアリングによる、最大NVIDIA® GPU x 3を搭載した第14世代「R740xd」サーバとGPU x 2を搭載した第13世代「R730」サーバのテストおよび認定に基づく。 NVIDIA Tesla® M10 GPUアクセラレータはGPUボードあたり64ユーザーをサポート。詳細: http://images.nvidia.com/content/tesla/pdf/188359-Tesla-M10-DS-NV-Aug19-A4-fnl-Web.pdf.

9 Dell EMC社内分析に基づく(2017年4月)

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■デル株式会社について

デルは世界市場トップレベルのシェアを誇るエンドツーエンドのソリューション・プロバイダー、Dell Inc.の日本法人です。 総合 IT ソリューション事業 – パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的な IT ソリューションを提供。http://www.dell.co.jp/

EMCジャパン株式会社について

EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。 http://japan.emc.com/

 

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