最新の「6コアAMD Opteron TMプロセッサ」を搭載したサーバ6製品を販売開始

「Istanbul」のコード名で呼ばれていたAMDの「6コアAMD Opteron TMプロセッサ」が、7月6日から、デルのPowerEdgeサーバ6機種に搭載され、販売開始いたしました。


この最新の6コア AMD Opteron™プロセッサ“Istanbul”の特長は、前世代のクアッドコア プロセッサ“Shanghai”に比べ、30%以上の性能向上と優れた消費電力効率が実現したことです。特に用途として、仮想化、マルチスレッドHPC (ハイパフォーマンス・コンピューティング)、データベースなど高速・大容量トランザクション処理が求められる分野や、クラウドコンピューティング、WEBサービスなど効率的なワット性能が求められる分野で、最適なコストパフォーマンスを発揮します。


写真はDell PowerEdge TM R805 (2Uラックマウント/ 2ソケット)

AMDのプロセッサは安定かつ長いライフサイクルを保証するように設計されているのが大きな特長です。例えば、過去に遡ってみても、「Rev F」、「Barcelona」、「Shanghai」そして、最新の「Istanbul」(名称は全てコード名)までソケット互換のため、プラットフォームの変更なしに同一マザーボード上でフィールド・アップグレードにて搭載することができます。このため、コストを抑えながら最新プロセッサを搭載したサーバをタイムリーに提供することが可能です。


電力効率性も前世代のクアッドコアプロセッサ”Shanghai”と比較して大きく向上しています。AMDのテストによると最大34%のワット性能の向上を達成しています。AMDのプロセッサは、2003年に出荷されたシングルコアのプロセッサから一貫して同じ熱設計枠の下で開発されているため、同じ消費電力をベースにパフォーマンスを上げていくという導入計画が可能になります。


そして、6コアAMD Opteron TMプロセッサは2ソケットモデル、4ソケットモデル同時リリースとなり、デルが提唱する「ITのシンプル化」において、強力なプラットフォームとなります。


最新6コアAMD OpteronTMプロセッサ搭載 PowerEdgeサーバ


(全機種 2009年7月6日 出荷開始)


ラックマウント型サーバ


「Dell PowerEdge TM 2970」


「Dell PowerEdge TM R805」


「Dell PowerEdge TM R905」


ブレードサーバ


「Dell PowerEdge TM M605」


「Dell PowerEdge TM M805」


「Dell PowerEdge TM M905」


※プロセッサは下記から選択できます。


AMD Opteron TM 8435/2435 2.6GHz 6MB L3 cache, 75W ACP


AMD Opteron TM 8431/2431 2.4GHz 6MB L3 cache, 75W ACP


AMD Opteron TM 8429/2429/2427 2.2GHz 6MB L3 cache, 75W ACP


詳細は製品ページをご覧ください。

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