デルのソリューションがケータハム F1チームを包括的にサポート~F1マシンの設計から走行データの分析まで、HPCクラスタからモビリティで支援~

デルのソリューションがケータハム F1チームを包括的にサポート
~F1マシンの設計から走行データの分析まで、HPCクラスタからモビリティで支援~

デルは、英国に本拠を置くケータハム(Caterham)F1チームをサポートするソリューションならびにサービスを世界規模で提供しています。同チームは、10月5日より開催されるF1グランプリ第15戦鈴鹿サーキットに参戦します。

ケータハムF1チームは、F1マシンの設計に必要なテクノロジーとして、仮想空間における風洞シミュレーションを正確に行うための先進的なCFD(数値流体力学)処理を実行できるHPCソリューションを必要としていました。このたび、事前テスト済みのデルハードウェアと独立系ソフトウェアベンダーの風洞シミュレーション用アプリケーションで構成された、実環境で即活用可能なシステム「Intel® Cluster Ready HPC」が採用されました。システムはエネルギー効率に優れたブレードサーバDell PowerEdgeで構成され、PowerVaultならびにPowerConnectと接続されています。デルのHPCソリューションは、毎秒16万3,398回の演算が可能で、24時間365日稼働して空気力学のシミュレーションを行い、F1マシンの設計に生かされています。

  

   

 

また走行コース脇のピットにPowerEdgeによる仮想化環境で、耐障害性に優れたITインフラを構築しました。ストレージアレイとしてEqualLogicが追加されています。また堅牢なネットワークが必須となるため、ハイパフォーマンスと安定性に優れたデルのネットワーク製品Force10ならびにPowerConnectが選択され、ラップごとに生成される大量のトラフィックデータを正確かつ迅速に処理しています。レース中には、走行データの分析に、激しい振動に耐えつつ高性能を発揮するノートパソコンDell LatitudeやモバイルワークステーションDell Precisionが使用されています。

デルは、世界各地を転戦するF1チームにとって最適なソリューションとサービスを提供しています。デルのITインフラは、幅広い温度で稼働が可能なため厳しい環境でも運用できます。またインフラ全体がラックの半分に収まるため、輸送コストの大幅な削減につながります。さらに、デル・プロサポート契約により、世界中どこでも1日24時間、年中無休で2時間以内にサポートが受けられます。

今後、デルはケータハムチームと協力して、オックスフォードシャーのケータハム本社に先端技術のITインフラを構築する予定です。デルは、資源の節約と二酸化炭素排出量の削減につながるフリークーリング方式のデータセンターの設計を支援しています。

■ケータハムF1チームの事例(英文)は下記をご参照ください。

http://i.dell.com/sites/doccontent/corporate/case-studies/en/Documents/2012-caterham-10011276.pdf

■ケータハムF1チームに関する写真はこちらをご参照ください。
http://www.flickr.com/photos/dellphotos/sets/72157627438407400/

*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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