デル、10万台目のDell EqualLogicストレージアレイを出荷 Connexions4London社のクラウドサービス拡大を支援

米国リリース抄訳版

デル、10万台目のDell EqualLogicストレージアレイを出荷

Connexions4London社のクラウドサービス拡大を支援

デルは、通算10万台目となるDell EqualLogicストレージアレイをConnexions4London(C4L)社に導入しました。10万台目のストレージアレイは、C4L社のインフラストラクチャの一環として、コロケーション/クラウドサービス事業の拡大を支援します。2008年のEqualLogicの買収以降、デルは過去18四半期にわたり、iSCSIベースのストレージ分野でリーダー企業の評価を獲得しています(出典:IDC《注1》)。EqualLogicを採用しているお客様は全世界で4,000社から4万5000社以上に増加しています。機能性、仮想化統合、フォークリフトアップグレードの不要なシンプルな拡張性が高く評価され、10万台出荷を達成しました。

データセンター/コネクティビティ・ソリューション・プロバイダーとして英国を代表するC4L社は、コロケーション、IP、トランジット、相互接続、データのバックアップとストレージ、仮想化、通信、災害復旧、クラウドサービスなど幅広いサービスを手掛けています。このたび、既存のストレージインフラストラクチャに新製品Dell™ EqualLogic™ PS6100ストレージアレイを追加しました。複数世代のEqualLogicアレイを横断して、パフォーマンスと容量を集約するピアスケーリング機能を利用することで、世代間を超えた製品の統合・管理を容易に実施できます。C4L社は、40カ所以上のデータセンターで大量顧客データのホスティングにEqualLogicストレージを利用しています。

 
C4L社のソリューション・アーキテクトであるAndrew Sturmey氏は、次のように述べています。「競争が激しく動きの速い業界のため、変化に対応・適応する必要があります。初期設定やインストール作業は1時間程度で終了できるほど簡単なものです。データサービス管理に必要な機能はすべて揃っており、お客様の事業拡大に合わせ、必要な時にいつでもパフォーマンスと容量をシームレスに拡張できます」

 
Dell EqualLogicはピアスケーリングアーキテクチャと包括的なソフトウェアのライセンス形態を備えています。追加費用なしでアレイソフトウェアの最新版やアップグレード版が可能なためストレージの総所有コスト(TCO)が抑えられます。調査会社Enterprise Strategy Groupによると、EqualLogicアレイは使用期間5年間の総所有コストが最小であり、小規模環境では最大47%、大規模環境で最大55%のコスト削減が報告されています(注2)。EqualLogicは、高度に仮想化されたデータセンターでエンタープライズクラスの機能を実現できるよう設計されています。

 
EqualLogicは、さまざまな世代のハードウェア間で、インストール・管理から、統合・拡張まで、エンタープライズストレージを提供します。データセンターの核となるiSCSIとスケールアウトアーキテクチャに最適化し、仮想インフラストラクチャ環境に容易に導入できるため、EqualLogicは幅広いお客様に受け入れられています。

 
顧客ニーズに合致したEqualLogicの堅牢なポートフォリオ

EqualLogic製品は、Dellとの統合以降、開発が進み、この5年間でポートフォリオを拡充・拡大しています。EqualLogic FSシリーズにDell Fluidファイルシステムを採用し、拡張性・高性能のクラスタ型ファイルシステムにより、従来型のEqualLogicのブロックベースアレイ上でブロックとファイルを統合できます。パートナー各社と緊密に協力して、ストレージポートフォリオでVMware社、マイクロソフト社、Linuxのサーバ環境との密接かつ容易な連携を実現しています。IDC調査(注3)によると、Dell EqualLogicは、仮想サーバ環境向け外部プライマリストレージアレイで業界をリードする製品と評価されています。

 
デルはEqualLogicを、仮想サーバ環境から仮想デスクトップまで様々な組織とITのニーズに対応し、コンバージドITソリューションとしてシンプルな運用を要望する顧客に応える製品として開発しています。

 
コネチカット大学経営大学院は、ストレージアレイDell EqualLogicとブレードサーバDell PowerEdgeを使用するDell Virtual Labを導入して、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)を構築しています。信頼性と柔軟性に優れたITバックボーンとして、VDI環境で高負荷アプリケーションを実行します。このインフラストラクチャの導入により、デスクトップハードウェアで推定30~40%のコスト削減を見込んでおり、コンピュータラボで5年間に約31万8,000ドルの設備投資(CapEx)削減につながります。

注1. 出典: 2012年9月6日IDC Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker

注2. 出典: ESG Lab Report, “Dell Equal Logic TCO Analysis – Multi-generational Manageability and Efficiency at a Low Cost”, an April 2012 report sponsored by Dell. 詳細はこちら(英語)http://en.community.dell.com/dell-groups/dtcmedia/m/mediagallery/20097135/download.aspx

注3. 出典: IDC Multiclient Study: Server Virtualization 2010. End-User Survey Results, September 2010 © IDC 2010. Survey result does not reflect market share.

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